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カテゴリ:ナミビア( 8 )

ナミビア旅行情報

 普段は行った先の写真を載せるのみで、旅行情報を書くことはないのですが、ナミビアはさすがに遠く、日本人で行っている人はあまりいないようですので、旅行情報を載せることにしました。ただし私が経験した範囲での情報ですので、内容は非常に偏っています。実際に旅行に行かれる方はここに書いてあることだけを信用するのではなく、できる限り様々なソースから情報を得るようにして下さい。また、通貨や電源プラグなど、ほかでいくらでも情報のある内容は記載していません。
 なお、ここに記載の内容は、2014年6月から7月にかけての私の旅行に基づくものです。


ナミビア入国

 空路でのナミビアへの移動は、南アフリカを経由するか、ドイツを経由するかのどちらかになると思います。
 私はロンドンから南アフリカ航空を使用してヨハネスブルク経由でナミビアのウィンドゥックに入りましたが、ヨハネスブルクは世界有数の治安の悪い都市で、ヨハネスブルク空港も乗り継ぎだけの使用であっても、トラブルを経験したという人もいるようです。私は幸い何も問題がありませんでしたが、気になる方はドイツ経由便を使うのがいいかもしれません。
 空路でナミビア入国の際は、空港で入国カードを記入してパスポートコントロールに並びます。ほかの国と同じで、特に難しいことは何もありません。


ナミビア国内移動

 ナミビア国内の移動はやはりレンタカーが便利です。エトーシャ国立公園やソーサスフレイ(ナミブ砂漠)など、自分で運転して移動することができるので自由度が遥かに高くなりますし、日の出前に見所へ移動などということも、自分が早起きさえすればいくらでも可能です。
 気をつけなければいけないのは、ナミビアでの事故の報告が多いこと。ネットで調べればすぐに分かると思いますが、レンタカーで事故を起こした事例が数多く出てきます。未舗装路スリップして横転というのが多いようです。実際に私も移動中に一度、横転してフロントガラスがなくなるほどの事故を起こしている車を見かけました。ここまでの大きな事故でなくても、タイヤのパンクなどもかなり多いようです。
 私が運転していたのはある程度大きく重い四駆だったので比較的安定して運転ができていましたが、それでもハンドルを取られて減速しないといけない道はいくつもありました。小さい車の方がレンタカー代は安いのでしょうが、悪路もけっこうあるので、レンタカーを借りるならしっかりした四駆がいいと思います。また、どんな車を借りるにせよ、スピードを出しすぎないで安全運転に徹するのが何より一番です。

 ちなみに私が借りた車は、写真の通りキャンプ仕様になっていて、ルーフトップのテントがあり、後部の荷物入れにはキャンプ用品一式が揃った形でレンタルされているものです。これは今回使った旅行会社が手配したもので、このおかげで非常に準備が楽になりました。
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 なお、道路は結構アップダウンもあり、雨季になると水没するところもあるそうです。

 免許証は、国際免許を取得していればもちろん問題はありませんが、国際免許証でなくても、各国の免許証だけでも運転は可能です。レンタカー会社によっては、日本の免許証をそのまま受け付けてくれるところもあるそうですが、私の場合は英訳を求められました。それを見越して事前にロンドンの日本大使館で日本の免許証の公式な英訳を入手しておいたので、困ることはありませんでした。
 もし長期旅行などでナミビアに行く方で、国際免許証がない、あるいは失効しているという方は、ナミビアには日本大使館がないので、事前に別の国で免許証の翻訳を取得しておくことを強くおすすめします。


治安

 ナミビアの治安を気にする方も多いかも知れませんが、事前に聞いていた通りかなり安全な国という印象を持ちました。ウィンドゥックなどの都市で夜間にカメラを持って歩かないほうがいいとも聞いていたので、日本のような安全さはないのだと思いますが、普通の注意を怠らずにいれば、私自身は非常に安心して過ごすことができました。
 ただし安全に関しては100%のことは何も保証できません。あくまでも一般論として、かなり安全な国だという話ですので、各個人での情報収集と注意は怠らないようにお願いします。


言葉

 主言語はアフリカーンスですが、全土で英語が完璧に通じます。たぶん平均的な日本人がついていけないくらい、ナミビア人は皆さん普通に英語を話します。
 ドイツ語もよく通じるようです。


道路事情

 道路はたいてい長い一本道で、そこから別の道が分岐する場合は、かならず標識に道路番号が表示されています。また、長い一本道の間も、「次の街まで○km」という標識が10kmおきに立てられているので、道に迷うことはまずありません。このあたりは本当によく整備されています。道には全て道路番号が振られているので、事前に道路地図を入手しておけば、困ることはありません。
 また、街中以外にあるキャンプ場やホテル等の宿泊施設は、どこも道路に看板を出しているので、見つけるのに苦労することはないと思います。

 気をつけないといけないのは、上述の通り未舗装路が多く、道によっては非常に走りにくいところもある点です。くれぐれもスピードを出しすぎないように。特に日没後や日の出前は、明かりもなく真っ暗なので、極力運転は避けるようにと注意されました。

 また、動物が道に飛び出してくることもよくあります。突然飛び出してくることもあるので、気が抜けません。

 主要道路には休憩所も多く設置されています。標識はこちら。私がナミビアで一番好きだった標識がこれです。
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 休憩所はこんな感じ。看板のとおりです。
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 ガソリン代ですが、1リットルが平均で12.5N$(ナミビアドル)、日本円で約125円程度でした。(2014年7月現在の情報です。)
 ちなみに私の四駆で4200kmほど走って、ガソリン代は総額8万円くらい払った気がします。
 人口密度の極めて低い国ですが、ガソリンスタンドは、そろそろ給油が必要だなと思う頃にはうまく見つかる程度にはありました。ただ、常に早めの給油は心掛けていましたが。


旅行のルート

 人気のある見所としてはエトーシャ国立公園のサファリ、ソーサスフレイの砂丘、フィッシュリバーキャニオンの大峡谷、というあたりかと思いますが、見事に国の北部、西部、南部と大きく離れています。旅行の日数にもよりますが、全て見るとなるとやはり二週間程度は必要になってくると思います。
 そこまで旅行期間が取れない、という場合は、行き先に優先度をつけて絞り込むしかありません。
私が行った場所について、簡単にコメントを入れておきます。


- ウォーターバーグ台地

 毎日午前中と午後に、車によるツアーが催行されています。夏期は午後4時頃、冬期は午後3時頃までに現地に到着すれば、午後のツアーに参加できます。私はウィンドゥックで道に迷って到着が遅れたため、参加できませんでしたが・・・
 また、数日かけて自分の足で歩き回るトレッキングツアーもあるようです。次回ナミビアに行くことがあれば、ぜひ参加してみたいと思っています。


- エトーシャ国立公園

 ナミビア随一の野生の王国。動物を見るのは乾期がいいそうです。水場の多くが干上がるので、残った水場に動物が集まってくるのだとか。
 それでも広い公園なので、大物に会えるかどうかは運次第。ある程度の滞在時間は見込んでおいた方がいいと思います。私は一泊だけでしたが、可能なら二泊したい場所です。
 朝夕は風景がとてもきれいです。


- トウィフェルフォンテイン

 写真ではうまく美しさを捉えられなかったのですが、日没前のこのエリアの美しさは、まるで現(うつつ)の世を抜け出したような、魂を抜かれるほどのものです。エトーシャの後に行く人も多いと思いますが、動物を見過ぎて到着が遅くならないようにすることをおすすめします。
 また、トウィフェルフォンテインの壁画も見る価値ありです。


- スワコプムント

 まったく観光していないのですが、砂漠に入るツアーや、海に出るボートツアーなど、さまざまなアトラクションがあります。泊まっている宿で予約してくれます。
 ここでは、シーフードレストランのThe Tugをご紹介しておきます。観光客御用達という感じになってはいますが、非常においしい魚介料理を食べることができます。個人的に、ナミビアで一番おいしいレストランでした。ディナーは要予約。予算は2〜3000円くらい。
http://www.the-tug.com/


- ナミブ砂漠(ソーサスフレイ)

 ここは何といっても朝が勝負です。日の出から一時間半ほどが、砂丘の凹凸に繊細な陰翳が映えて、最も美しい時間です。極力ゲート内のセスリウムに宿泊することをおすすめします。ゲート外に泊まる場合は、ゲートが日の出とともに開門するので、ぜひ早起きを。ゲートに入ってから、砂丘地帯まで40kmから50kmは走る必要があります。奥ほど美しい景色が広がるので、とにかく先に進むのが正解。
 ゲート内に泊まれれば、砂丘と星空の写真も撮れるのかも知れません。ぜひまた挑戦したいところです。


- コルマンスコップ

 廃墟の街。Lonely Planetには、入場許可証を近隣のリューデリッツ(Lüderitz)で取得しなければならないと記載がありますが、実際には街の入り口で取得可能です。入場料はいくらだったか忘れましたが、高くはありません。
 平日は朝9時半と11時から、ガイドツアー(英語)があり、入場料に含まれているので自由に参加することができます。


- フィッシュリバーキャニオン

 美しい峡谷です。ここは、少なくとも冬の7月は、朝よりも夕方のほうが光の方向がよく、美しい風景を見られました。
 人数が揃えば、5日かけて峡谷の底を歩き回るトレッキングも可能だそうです。


- 星空

 ナミビアは星が美しいことでも有名です。人工の明かりが少ないので、月が明るくなければ天の河も普通に見えます。
 ただ、本気で見たい/撮影したいという人は、季節を選んだほうがいいと思います。ナミビアの乾期は4月から9月。私は乾期のまっただ中の6月末から7月にかけての滞在でしたが、地表に近い大気が砂埃でけっこう霞んでいて、星を見るのに理想的とは言えなかった気がします。星を見るだけなら、雨季が明けた直後くらいがいいのではないかと思います。(ただしその場合、エトーシャで動物を見るのは難しくなるのかもしれません。)
 星の写真を撮るときは、月齢も調べておく必要があります。慣れている方はご存知だと思いますが、満月というのはとても明るく、また日没から日の出までほぼずっと空にいるので、天の河が見えなくなります。私は新月の時期を選んで行きました。


旅の手配

 私はATI holidaysという現地の旅行会社を通して、旅をアレンジしました。

http://www.infotour-africa.com/

 いくつかのモデルプランがあるので、ここから好きなものを選べばよいと思います。レンタカーで自ら運転する場合は、ルートもフレキシブルに調整してくれます。同じルートでもキャンプ場泊のツアーとホテル泊のものがありますが(当然ホテルが高い)、希望を出せばホテルとキャンプ場の部分的な変更等も応じてくれると思います。
 私は彼らが持っていた二週間のナミビア周遊ツアー(自分で運転して回るもの)を選び、日程や私の希望に合わせて多少行程を調整しました。

 日程とルートが決まると、必要な宿の予約とレンタカーの手配をしてくれます。ここで手配してくれるレンタカーがキャンプ装備一式の揃ったものなので、非常に助かりました。テント、寝袋、ガスコンロから食器や椅子、テーブルなど、たいていのものはそろっています。

 初日と最終日は空港の送迎もあり、またレンタカーでルートを回り始める前に、旅のしおりや、ルートと宿泊施設をマークした道路地図を説明しながら渡してくれるなど、非常に丁寧な対応が素晴らしい会社でした。現地では24時間対応の電話番号を明記した携帯電話も渡してくれて、非常時のヘリコプターでの救援などの体制も整っています。
 ナミビアだけでなく、ボツワナや南アフリカなど、南部アフリカ地域の旅行を手配してくれるようです。スタッフもとても親切かつフレンドリーで、ほかの旅行会社は使っていないのでわかりませんが、またナミビアに行くことがあれば、私は間違いなくこの旅行会社をまた使います。



宿泊施設

 見所の周辺には必ずホテルやキャンプ場があります。ただしエトーシャやナミブ砂漠など、国立公園となっているエリアでは、公園のゲート内の宿泊施設に泊まれるかどうかがかなり重要です。ゲート外だと、たいていはゲートから20 - 30kmほど離れたところに泊まることになり、移動が結構大変です。
 とくにナミブ砂漠は日の出からの一時間半が美しさのピークですので、ゲート外に泊まらざるを得なかった私はそれだけでも相当なハンデを負うことになりました。

 キャンプ場ですが、どこも設備は似たようなもので、洗面台とシャワーとトイレがあり、また火を起こすかまど(というのでしょうか?)がしつらえてある、というくらいです。二ヵ所に一ヵ所くらいは電源プラグがあり、バッテリー類の充電ができます。
 食材はおろか、薪や炭、ライターといったものすら置いていないところがほとんどなので、事前に食料と燃料(マッチやライターも)は自分で買っておく必要があります。スーパーに行けば木炭なども売られています。唯一の例外はオカウクエヨで、売店に食材や薪が売られていました。
 ちなみに私は一人でしたので焚き火はせず、車のキャンプ用品に含まれていたガスコンロを使っていました。

 キャンプの場合はテントを張り、寝袋で寝るということになると思いますが、私は車に付けられていたルーフトップテントがお気に入りでした。周囲に動物がいるような場所でも安心して眠れます。ただし組立てと片付けを毎日一人でやるのはけっこう大変でした。身長が高くないと、かなり苦労すると思います。
 寝袋は、季節にもよりますが、冬場はしっかりしたものが必要です。フィッシュリバーキャニオン周辺は、夜明け前は非常に気温が下がり、ダウンジャケットを着て寝袋に入っていても寒いほどでした。

 キャンプは面倒なようですが、ナミビアのキャンプ生活は風景や星空の美しさの真っ只中に身を置くことができるので、値段が安いということを脇に置いても、本当に楽しかったです。


食事

 食事は植民地時代の影響か、ヨーロッパ式のものが多く入っています。私の個人的な経験では、旅行者が集まるような場所ばかり訪れていたこともあり、伝統的なナミビア料理というのがどういうものか、一切目に触れることがありませんでした。
 ただ、ナミビアらしいなと思うのが、ゲムズボック(オリックス)やスプリングボックなどの、いわゆる"Game meat"(獣肉)が多いこと。脂肪の少ない上質の赤身肉という感じで、ステーキにして食べることがほとんど。私は好きでした。
 また、スワコプムントやリューデリッツなど、海沿いの街ではシーフードレストランもあります。


撮影機材

 写真を撮るのが好きな方にとって、特にエトーシャなどで動物を撮る場合、望遠レンズが必須です。300mm(35mm換算)では全く足りないと思います。最低でも400mm、できれば500mm以上はあったほうが良いと思います。私はタムロンの新しい150 - 600mmズームを使いましたが、やはり600mmまであると重宝しました。ちなみに私のカメラはいわゆるフルサイズです。
 一方で、星空を撮るときや、ナミブ砂漠、フィッシュリバーキャニオンなどでは、広角レンズも使います。街を撮るときは標準域も必要ですね。
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 なお、未舗装路では車が通ると砂埃が舞い上がるので、レンズ交換は極力避けたくなると思います。よほど画質重視の方でなければ、ズームレンズが無難です。また、同じ理由で、もし可能であればカメラを二台持っていってレンズ交換を避けるというのもおすすめです。どうせ車での移動なので、苦になることはないと思います。
 星空を撮る方は三脚も当然ながら必要です。



運転中に聴く音楽

 これは完全に私の趣味ですが・・・(笑)
 普段聴いているクラシックは、ほとんどと言っていいほど合いませんでした。やはりクラシック音楽って、都市の音楽なんですね。ベートーベンやモーツァルト、R. シュトラウスなどは、ナミビアの乾いた大地とは、本当に笑えるくらい合いません。
 マーラーはちょっとだけ聴きましたが、合うかどうかは曲によります。意外な相性をみせたのはブルックナーで、別の惑星のような風景と神秘的なブルックナーが重なったのかも知れません。同じ理由でホルストの惑星もなかなか。
 でも私がずっと好んで聴いていたのはコープランド。「アパラチアの春」などは、もうこれ一択というくらいはまります。やっぱり、同じような風景の中で生まれた音楽が合うのです。今でもアパラチアの春を聴いていると、ナミビアのゴツゴツとした風景がさっと頭に蘇ります。


その他あってよかったもの

- キャンプをする方は懐中電灯は必須ですが、できれば頭に付けて両手が空くものがおすすめです。

- インスタントラーメン。定番です。インスタントスープも現地で調達しましたが、ちょっとこういうのがあるだけでほっとします。

- 干し肉。スワコプムントのスーパーで見つけて多めに買いました。パンと干し肉と果物ジュースがあれば立派な朝ご飯になりますし、インスタントラーメンに放り込めば具にもなります。大変重宝しました。

- 保温水筒。スタバで買ったものですが、夕食のときにお茶を沸かして水筒に入れておけば、その後の星空撮影でも温かい飲み物が確保できて便利でした。

- ダウンジャケットやフリース等、温かい衣服も、冬期にキャンプをする場合は必須です。
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by londonphoto | 2014-07-18 07:32 | ナミビア | Comments(6)

ナミビア周遊(7) フィッシュリバーキャニオン

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 アウスの街を後にして、次ぎに向かったのはナミビア深南部にあるフィッシュリバーキャニオン(Fish River Canyon)です。ここはその名の通り、Fish riverという川が作り出した大峡谷で、その規模はアメリカのグランドキャニオンに次ぐ世界第二位だとのこと。その道中、この国で初めて鉄道が走っているのを見かけました。
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 ナミビアでは鉄道網はそれなりに整備されているものの、鉱山向けの貨物用として使われることがほとんどで、旅客用に使用されることはほとんどないということです。

 途中、フィッシュ川を通過します。目的地はもうすぐそこです。
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 キャンプ場に到着してチェックインを済ませると、さっそく峡谷を見に出かけました。峡谷は私の泊まったキャンプ場からは30kmほど離れています。しかしこの頃にはナミビアの広さにもすっかり慣れて、30kmなんて「至近距離」。近所のコンビニに行くような感覚で車を飛ばします。
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 いやー、この広大な風景。ナミビアに来た甲斐があったと言うものです。何が素晴らしいと言って、もちろん峡谷の風景も素晴らしいのですが、周囲には観光客も数えるほどしかおらず、この風景を独り占めしてしまえることほど爽快なことはありません。耳を澄ませば、聞こえてくるのは風音ばかり。ふと風がやんだ瞬間に私を包みこむ真空のような静寂もこの上なく快く、地球に自分を預けてしまうのは何物にも代え難い快感でした。
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 しかもこの峡谷、基本的に柵はありません。もちろん峡谷の淵に近寄るのは自己責任ということになるわけですが、これが日本だと、厳重な柵と、無粋な「崖に近寄るな!」みたいな看板がたくさん立って、興ざめもいいところだろうなと思わずにはいられませんでした。

 眺めを堪能したら、この日はキャンプ場に撤収。このキャンプ場は設備が充実していて良かったのですが、そのぶん照明の光も気になって、あまり星空を楽しむという場所ではありませんでした。また、この頃になると日没後の空に月がかなり長く残るようになり、その月明かりで地面に自分の影ができるほど夜が明るくなってきました。最初の頃は完全な闇にやたら不安がっていたのが嘘のようです。
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 こうやって毎晩、夜空を眺める生活をしていると、最初に太陰暦ができた理由もよく分かるし、また「月日」という言葉の成り立ちもごく自然に理解できるようになります。これは本当に貴重でぜいたくな体験でした。

 さて、この日も早寝早起きで、翌朝は日の出の峡谷を眺めるため、まだ暗いうちから峡谷に向かいます。やがて日が昇り始めると美しく朝日が峡谷を照らし出し、というのを期待していたのですが、日の昇る方角と地形とがうまく噛み合わず、ちょっと期待はずれ。この峡谷は、少なくともいまの冬の時期は、夕方の方が美しく輝きます。
 ということで、その辺りの植物に目を向けます。
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 一度キャンプ場に戻り、昼食を摂って少し昼寝すると、また夕方になってから峡谷を見に出掛けました。
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 ここまでエトーシャ国立公園、トウィフェルフォンテイン、ナミブ砂漠など、さまざまな風景を見てきましたが、個人的にはここフィッシュリバーキャニオンが最も好きな場所でした。


 ということで、私のナミビアの旅はこれでおしまい。このあと、首都のウィンドゥックに戻る際に別の場所でもう一泊しましたが、さすがに疲れが出て観光はせずじまい。一晩寝ただけですぐにウィンドゥックに戻ってしまいました。

 レンタカーを返却するときに距離計を確認すると、走行距離は二週間で4200kmに達していました。これだけ運転すると車に愛着も涌くというものですが、返却した車を改めて眺めてみて、想像以上に埃まみれになっているのに驚きました。未舗装路を走っていると気付かないのですが、まわりのきれいな車と比べると恥ずかしいくらい一目瞭然。二週間、まったくの無事故・無故障で走り続けてくれた愛車に別れを告げて、空港に向かいました。

 この次の記事で、ナミビアの旅行情報を少しまとめようと思います。

 
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by londonphoto | 2014-07-17 06:25 | ナミビア | Comments(0)

ナミビア周遊(6) 廃墟へ行こう!

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 ナミブ砂漠を後にすると、再び長い道のりを走ります。この日の目的地はナミブ砂漠から350kmほど南に走ったところにあるアウス(Aus)という街。普通に走れば五時間弱の道のりを、この日もゆっくり風景を楽しみつつ時間をかけて走ります。
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 到着したアウスの街は、小さいとは言えきちんとした街なので、キャンプ場ではなくホテルに宿泊。キャンプはとても楽しいのですが、こうしてときどきホテルに泊まるのもまた格別の喜びがありました。

 一夜明けて、アウスからまっすぐ西へ向かいます。見事に真っすぐな道。
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 行き先はコルマンスコップ(Kolmanskop)という街、より正確に言えば、街だった場所です。街の入り口にはゲートがあり、ここで入場料を払って中に入ります。そこにあるのは、砂漠に埋もれつつある廃墟。
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 この周辺では20世紀初頭にダイヤモンドが発見され、鉱山で働く人々がここコルマンスコップに街を作って居住していました。最盛期には千人を超す人がここで暮らし、学校、病院、独身寮なども整備されたということです。しかしやがてダイヤモンドの採掘量が減り、別の場所により有望なダイヤモンド鉱山が見つかると、ここコルマンスコップの人口は減り始めます。やがて、1950年代には街は完全に放棄されました。
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 そうして完全に廃墟となった今日、何とも皮肉なことに、廃墟となったがゆえに、毎日多くの観光客を集めることになりました。この街の真ん中にある駐車場は、このとおり。
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 かつてのタウンホール(劇場やボーリング場があった建物)は、今では土産物屋とカフェレストランが入り、観光客で賑わっています。毎日二回(週末は一回)ガイドによるツアーも催され、このガイドツアーの料金は入場料に含まれているため、ここに来た人は誰でも参加することができます。もちろん私も参加しました。

 ガイドは主にこの街の歴史を交えながら、主要な建物の一つ一つについて説明をしてくれます。私が特に興味を持ったのが、製氷所。ここでは日々氷が作られて、各戸に毎日氷の塊を一つずつ支給したそうです。その氷は冷蔵庫を冷やすために使われ、砂漠の中央にあるこの街のこと、氷が融けるとその水は回収して再び製氷所に戻っていったということです。以下が製氷所の様子です。
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 写真にも見えるたくさんの四角い筒に真水を入れて、その筒を塩水を張った大きな水槽に入れ、その塩水をアンモニアの気化熱で冷却すると筒の中の真水が凍ります。
 私が感心したのは、この製氷所の建物の隣の部屋には肉屋の貯蔵室があり、製氷所の冷気を貯蔵室に通して肉を保存していたところ。限りある資源(冷気も立派な資源です)を、最大限に活用しています。

 ちなみに、上述の氷のほか、一定量の飲料水も無料でここの住民(全員がダイヤモンド採掘会社の従業員とその家族です)に支給されたということです。その飲料水、南アフリカから輸入されたもので、自分で購入しようとするとシャンパンの半分の値段だったとか。だったら水じゃなくてシャンパン飲みますよね、とはガイドのコメント。


 こちらはかつて病院だった建物です。
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 個人的な感想ですが、街自体は確かに普通に廃墟として面白いのですが、廃墟というディスプレイに適した状態にうまく保存されている印象で、うまく人工的に管理されているなという感じでした。むしろ、こういう砂漠のまっただ中の何もない場所に、街という一つのシステムを作り上げた人間の工夫の方に、私は感心しました。


 この廃墟の街を見て回ったあとは、近くにあるリューデリッツという街で昼食を摂り、ついでにスーパーで食料の補給も済ませてからアウスに戻ります。その途中、一ヵ所だけ寄り道をしました。
 このあたりには野生の馬が住んでいて、運が良ければ見られるとのこと。馬のために作られた水場が近くにあるというので、行ってみました。道の両側の景色を見ていても馬の姿は見かけなかったので、まったく期待はしていなかったのですが、なんと水場には馬が一頭。
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 この馬はもともとこの地域の固有種だったわけではなく、この地域に駐留していたドイツ軍が放棄した軍馬の子孫だとも言われています。今では完全に砂漠の環境に適応し、五日間は水を飲まなくても生きていられるそうです。
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 いやー、馬が見られてよかった、と思いながらアウスに戻る道を走り始めたのですが、少しも行かないうちに、道端にさらに別の二頭の馬を発見。私に気付くと近寄ってきました。
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 そのうち別の観光客の車もやってきました。馬たちはそちらにも興味津々。野生の馬とはいっても、どうやら人には随分慣れているようです。エサを与える旅行者も多いのかも知れません。
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 馬を見ると再びホテルに戻ります。清潔な部屋でシャワーを浴び、レストランでちゃんとした食事をして、大きなベッドで眠ります。当たり前のようなそんなことを喜びながら、翌日の移動に備えて早い時間に床に就きました。

  
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by londonphoto | 2014-07-16 06:58 | ナミビア | Comments(0)

ナミビア周遊(5) ナミブ砂漠

 さて、いよいよナミビア旅行のハイライトの一つ、ナミブ砂漠です。ナミブ砂漠は海岸のすぐ近くに砂漠地帯が広がる特異な場所ですが、これは寒流の流れる海から入ってきた、湿気を含む冷たい空気が大気の下層に留まり、一方で上層には温かい空気が存在するために、上昇気流が発生せず、雨雲もできないという大気条件によるもの、なのだそうです(Wikiの西岸砂漠の項を参照しました)。
 難しいことはさておき、ナミブ砂漠を見るためには国立公園となっているエリアに入る必要がありますが、このゲートが開くのが日の出の時刻。ということで、朝一番に砂漠を見に出掛けます。実はゲートの中にも宿泊施設があるのですが、ピークシーズンということで満員で泊まることができず、私が宿泊したキャンプ場はゲートから30kmも離れた場所でした。

 ゲートに到着すると、既に車が十台以上並んでいました。
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 中には日本人の団体客もいましたが、これが私がナミビアで見かけた唯一の日本人旅行者たちでした。
 ゲートが開くと、係員が一台ずつ車を通して、ナンバープレートなどを記録していきます。そしてゲートの中に入ると、更に受付で入場料を支払い、いよいよ砂漠!・・・と言いたいところですが、実は砂丘がたくさんあるところはこのゲートから更に60kmほど奥にあります。ゆっくりと昇り始める朝日を背に、一路砂漠の奥地を目指します。
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 やがて周囲には少しずつ砂丘が見えてきます。朝日に照らされる砂丘の美しいこと。この国立公園のほぼ最深部、デッドフレイ(Deadvlei)というところに大きな砂丘があります。
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 これからここを登ります。
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 すでに何人もの観光客がこの砂丘に登り始めています。私もはやる気持ちを抑えながら、一歩一歩砂地を踏みしめて登っていきます。
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 とはいえ、やはり砂丘は砂の堆積物。一歩登っても、すぐにその半分くらいずり落ちてしまって、なかなか前に進めません。靴の中はすぐに砂で一杯になるし、思った以上に時間も労力も掛かります。

 それでも何とか頑張って上の方までたどり着くと、爽快な眺めが広がります。
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 この風景に魅了されて、私は結局一時間近くこの砂丘の上で景色を眺めていました。後になって顔や首筋が日焼けでひどく痛くなってしまいましたが、それだけの価値はある場所です。

 十分に風景を堪能すると、元来た道を戻るのではなく、脇の急な斜面を一気に下ります。靴と靴下を脱ぎ、足で砂に直接触れると、日陰側になっている斜面の砂はひんやりと冷たく、とても気持ちのいい感触です。カメラをリュックにしまい、しっかりファスナーを閉じると、いざ、下りです。
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 登るときは大変な思いをして登った砂丘なのに、下りは本当にあっという間。でもこの下り、実に爽快です。

 下り終えてから斜面を振り返ると、一度降りたあとにまたわざわざ登っている人たちもいます。
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 私はもうそんな元気もないので、素直に戻ることにします。
 ちなみに、この斜面を降りたところには、干上がった水場のあとがあります。ナミブ砂漠でも有名な風景の一つです。
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 日が高く昇り、砂丘の日陰も少なくなって風景の陰翳が薄くなると、さすがに砂丘の美しさもやや色褪せてきます。砂丘に登ってお腹も空いてきたのですが、このあたりにレストランはありません。再び車に乗って、ゲートに戻ります。

 ゲートで食事を済ませ、カフェでしばらく休んだあと、再び砂丘を見に行こうと国立公園エリアに入ってみました。が、どうも太陽の方角が悪く、これでは夕方になってもあまりきれいな砂丘は見られなさそうだと気付き、Uターン。この日は早めにキャンプ場に戻り、昼寝をして体力を回復していました。

 翌朝、次の目的地に向かう前に再び砂漠へ立ち寄ります。この日はもう砂丘には登らず、砂丘の様々な表情を楽しむことに集中します。
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 この風と砂の物理学が作り上げる曲線の美しさには、本当に惚れ惚れしました。しかしこの美しさも朝日が低いうちの、ほんの一時間か二時間ほどがそのピーク。一つ一つを長く見たいような、先にある別の砂丘も見たいような、引き裂かれるような思いで砂丘を見て回ります。
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 やがて日も高くなってきたところでナミブ砂漠の観光は終了。公園を出て次の目的地へ向かいました。
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by londonphoto | 2014-07-15 07:24 | ナミビア | Comments(4)

ナミビア周遊(4) ナミブ砂漠への道

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 トウィフェルフォンテインを出発したあとは、一路西海岸を目指します。といってもなかなかナミビアの地理に詳しい人も珍しいと思いますので、本稿に出てくる場所までのルートを地図上に表示してみました。
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 この日の目的地はスワコプムント(Swakopmund)。スワコプ川の河口に開けた街です。嫌になるくらい風景の変わらない道を、延々と進み続けます。そしてその途中、視界の端に何やら不思議なものが写ります。
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 望遠レンズで見てみると、もののけ姫に出てくる祟り神のようにウネウネと気持ち悪く動いています。車を少し進めると、ちょっと大きくなってきました。
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 更に車を先に進めるうちに、この祟り神が急に大きくなってきたと思うと、突然遠くに山の姿が現れてきました。人生で初めて見る蜃気楼でした。

 さて、その後スワコプムントに到着すると、ホテルにチェックイン。スワコプムントはそれなりの大きさのある街なので、キャンプサイトはありません。スワコプムントは海沿いの街なので陸海のアトラクションもさまざまに準備された街ではありますが、私はここまでの疲れを取るために、二泊の滞在中、買い物以外の活動は一切せず。久しぶりのホテルも快適で、いい休養になりました。海沿いということでおいしいシーフードも堪能し、エネルギー充填完了です。

 ということで、スワコプムントはほぼ素通りで、そのまま次の目的地へ。次こそが、私が今回のナミビア旅行で最も楽しみにしていた場所、ナミブ砂漠です。世界で最も美しい、という評価さえ聞いたことのあるナミブ砂漠は、また世界で最も古い砂漠とも言われています。そしてナミブ砂漠は人工の光がほとんどないことから、世界でも有数の星空の美しい場所でもあるのです。

 雲と霧に覆われ、小雨も降って寒いスワコプムントを出発。街を出てすぐの道路の様子。右側は大西洋です。
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 少し海の方に行ってみました。荒磯、という感じで、確かに美味しい魚は捕れそうな感じがします。
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 道中ずっとこんな感じなのかなあ、と思っていましたが、内陸に入って少し進むと、もう今までと同じ雲一つない空が広がりました。やっぱりナミビア。
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 内陸に入るとしばらくは峠越えの道が続きます。本当にこの国は、風景がどんどん変わっていくので飽きることがありません。
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 途中、ガソリンの補給のためにソリテア(Solitaire)という街に寄りました。街の入り口には看板と、ボロボロになった車。
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 入り口の看板に書かれた通り、人口の少なそうな小さな街でしたが、このディスプレイのインパクトはなかなかのもの。街のガソリンスタンドの脇にはレストランがあり、結構お客も入っていたので、客寄せにも一役買っているようです。


 ここを出ると再び路を走り続け、どんどん目的地に向かって進んでいきます。
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 夕方ごろに、目的のキャンプ場に到着。周囲は遠くにちょっとした山並みがあるくらいで、本当によく開けた場所。しかも快晴。日没後の星空に期待しながら、テントを張ります。
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 この車の上のテントで毎日寝ていました。これだと、まわりに動物がいても安心なのです。
 そして夜、期待通りの星空が現れました。そのときに撮ったのが、最初にもご紹介した天の河の写真です。
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 ちなみにこの写真の撮影を準備していると、私のヘッドランプの光に反応してすぐ近くに小さな二つの光の点が・・・ ジャッカルがすぐ近くまで寄ってきていました。かなりビビリながらも、私のほうからジャッカルに近付くとすぐに逃げていきましたが、それから星を撮影する間、かな〜り怖かったです。

 ということで、ナミブ砂漠の様子は、次回の記事でご紹介します。

 
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by londonphoto | 2014-07-14 08:28 | ナミビア | Comments(2)

ナミビア周遊(3) 疑いの泉

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 エトーシャ国立公園でぎりぎりまで粘って走り回った後は、次の目的地であるトウィフェルフォンテイン(Twyfelfontein)に向かいました。道のりは350kmを越え、普通に移動すれば4時間から5時間の道のり。「普通に移動すれば」というのは、私の場合は途中の風景に魅せられて何度も車を停めたから。エトーシャを出てからもずっと見慣れた風景が続いたのですが、トウィフェルフォンテインに入るD2612番という道路に入ったあたりから、急に風景が変化し始めました。乾いた赤土の道で路面の凹凸が激しく、車がひどく揺れる上にハンドルも取られやすいので非常に走りにくい道でしたが、風景の美しさは今回のナミビア旅行の中でも飛び抜けていました。ただ一つ、非常に残念なのは、私にその風景の美しさを撮り切る力が全くなかったこと。自分のふがいなさを嘆きつつ、それでもゴロゴロと岩を積み上げたような小山が立ち並ぶ風景を楽しみながら、ゆっくり時間をかけて先へ進みました。
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 夕方、日の暮れる少し前にこの日泊まるキャンプ場に到着。行ってみると、広い風景の中に作られたキャンプ場での宿泊客は、この日は私一人だけ。車のエンジンを止めて外に出ると、キーンと耳が痛いほどの静寂に包まれました。
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 私はこの、人の立てる音の全くない広大な静寂に身を置くのが好きでたまりません。しばらくすると、耳を襲っていたキーンという音も消え、静寂が素直に体に染み込んできます。時おり吹く風の音以外は本当に何も聞こえません。日が沈む直前の、現(うつつ)の世を抜け出したかのような美しい風景をしばし呆けたように眺めていましたが、ふと寒くなる前にシャワーを浴びてしまわなければと我に返り、さっさとシャワーと食事を済ませました。

 それにしても、このような場所に一人でいると、自分というのはなんと小さな存在だろうと思わずにはいられません。私は車に水も食料もコンロもあり、テントに着替えに洗面用具、必要なものはすべて持参しています。キャンプ場にはトイレとシャワー、洗面所があり、蛇口をひねれば水が出ます。でも、もしこういうものが一切なかったら、私は食料はおろか水さえも発見することができないでしょう。私は普段、電気と関係のある仕事をしていますが、ここでは電気なんて自力で作り出すことはできません。鉄鉱石を掘り出し、鉄を精錬し、細い電線を作ったり発電機を作ったり、それを光や熱にして生活の手段として利用するなどということは、とてもではありませんが一人の人間が最初から最後までやり通せるようなことではないのです。
 そう考えたときに、人の文明というものは、無数の人間が集まって作り上げる偉大な構築物なのだなと感じないわけにはいきませんでした。一人ひとりの人間は天才でも何でもないかもしれない。でも、それぞれの人がそれぞれの分野で工夫・努力しながら少しずつ何かを積み上げ、その無数の「少しずつ」を編み上げたときに、そこには文明というものが姿を現すのです。

 食事を済ませ、空が暗くなると、さっそく星を眺めます。が、星を眺めるためには灯りを消さなければなりません。周囲に誰一人いない自然の中で自分のランプを消し、圧倒的な沈黙と完全な闇の中に身を置くのは、恐怖感すら抱くような体験でした。深い闇と沈黙の恐ろしさと戦いながら、それでも夜空を見上げます。そこには、満点の星空。これが見たくて私はナミビアに来たのです。
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 写真のほぼ中央、天の河の中に黒いしみのような領域がありますが、これはコールサック(石炭袋)と呼ばれる暗黒星雲で、その名の通り黒い穴のように見えることからその名がつきました。この写真でいうとコールサックのすぐ右側に南十字星もあるのですが、ちょっと星が多すぎて分かりにくいかも知れません。コールサックも南十字星も、南半球の夜空を彩る天体です。気温が下がってきてフリースの上にダウンジャケットまで羽織りながら、長い間星空を眺めていました。

 やがて雲が出てきたので、カメラを片付けてテントの中に退散。まだ9時過ぎでしたが、もう何もすることはありません。日記を付けてしまうと、日の出からずっと運転ばかりしていた疲れも出てきたので、すぐに寝袋に潜り込みました。

 翌朝は日の出の頃に目を覚まし、朝食を摂るとすぐにキャンプ場を出発しました。昨日進んできた道を更に先へ進み、トウィフェルフォンテインの谷を目指します。ここは、約二千年前に描かれた壁画のあるところです。
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 トウィフェルフォンテインに着くと、小さなレセプションがあって、そこで入場料を支払うとガイドが一人つき、岩場を巡って案内してくれます。いくつかの壁画を見た後、ここで特に有名な(といっても私は全く知らなかったのですが)絵が描かれた岩に連れて行ってくれました。
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 この岩の中央下のライオンは、手足と尾の先が人間の手になっています。これはライオンマンと呼ばれており、恐らくはシャーマン信仰と関連があるのだろうということでした。ご覧のとおり、キリンやアンテロープなど、多彩な動物が描かれています。
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 このあたり一帯はとにかく岩が多く、ゴロゴロと大きな岩が無造作に転がっているように見えるのですが、そんな岩にもふと動物の絵があったりして驚きます。
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 もちろん、絵を彫った人はこんな風に不安定な岩に彫ったわけではなく、絵が彫り込まれてから岩が崩れたわけですが。

 こちらの絵は水場の地図といわれています。中央に点のある円が一年を通して水の出る場所、点のない丸印が、雨季のみ水の出る場所なのだそうです。
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 こちらは各種の動物とその足跡を並べている絵。子供たちにどの足跡がどの動物のものなのかを教えるための教科書として使われたものだということです。なるほど。
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 ちなみにこのトウィフェルフォンテインという地名ですが、日本語に直すと「疑いの泉」といった意味になるそうです。理由は、季節によって水が出たり出なかったりする場所があるからだそうで、この名前が付けられたのはドイツ人がこの地に来てからのことだそうです。ガイドさんが、この土地に古来から住む人々の言葉でこの谷の名前を教えてくれましたが、音声に舌を打ったり唇をチュッと鳴らすような音を含んでいて、とても美しい響きの言葉でした。旋律楽器の中にふと打楽器の音が混じるような響きはとても魅力的だったのですが、残念ながら私はそのときiPodを車の中に残してきており、その言葉を録音することができませんでした。これは今回の旅の中で最も残念に思ったことの一つです。


 トウィフェルフォンテインの壁画を見て回ったあとは、次の目的地に向けて出発です。再び美しい風景を眺めながら、車を走らせました。
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(追記)
最初トウィフェルフォンテインの意味を「疑いの谷」と書いていましたが、「疑いの泉」が正しい意味です。原稿を書くときにだいぶ寝ぼけていたようです。すみません。本稿のタイトルと本文中の記載を訂正しました。

 
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by londonphoto | 2014-07-13 09:21 | ナミビア | Comments(4)

ナミビア周遊(2) エトーシャ国立公園

 さて、ウォーターバーグを朝早くに出発し、次の目的地に向かいました。ナミビアの観光地の中でも有数のハイライト、エトーシャ国立公園です。ここで何が見られるかというと、野生生物。ライオン、象、キリン、サイ、シマウマなど、「サファリ」と聞いて我々が想像する全てがここにいます。ウォーターバーグから300kmほどの道を走り、お昼前にはエトーシャ国立公園内の宿泊地、オカウクエヨ(Okaukuejo)に到着。ここでは、決められた道から外れない限り、そして車から外に出ない限り、自分で公園内を好きなように運転して回ることができます。ただし公園の敷地は非常に広く、またいくら動物が多いと言っても、それぞれの動物がどこにいるかはそのとき次第なので、運が悪ければめぼしい動物には会えずじまい、ということもよくあるとのこと。運と忍耐の勝負なので、キャンプサイトのチェックインを済ませると、お昼ご飯もそこそこに早速公園内へ車を走らせました。

 公園内に入って間もなく、さっそく見かけたのがスプリングボック。ウシ科の比較的小さな草食動物です。
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 遠くには別の種類のアンテロープ(スプリングボックのような動物の総称)もいました。ナミビアではゲムズボックと呼ばれていますが、日本人にはオリックスという方が通りがいいと思います。もっとも、オリックスと言ってすぐにこの動物の姿が思い浮かぶ人も少ないとは思いますが。
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 ゲムズボック、遠いなと思っていましたが、少し進むとすぐ近くにも現れました。
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 そしてその次に遭遇したのが、シマウマの群れ。サファリに行ってシマウマというと、ちょっと地味と思うかも知れませんが、至近距離で群を見ると、いかにもアフリカという気分にさせてくれて、かなり興奮します。
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 これはかなり幸先いいぞ、と思ったのですが、ここからしばらくは動物がほとんどおらず、いてもアンテロープかシマウマばかり。いや、僕はライオンやキリンやゾウも見たいのだ、と思いながらあちこちにある水場に向けて車を走らせますが、新しい動物に出会いません。公園のゲートは日没時には閉まってしまうので、あまり遠くまで行き過ぎると帰れなくなってしまいます。まだある程度日の高いうちに、オカウクエヨに向けてUターンすることにしました。
 エトーシャ国立公園では、いくつもある水場を結ぶように、何本もの道路が網目のようにつながっています。帰りは行きとは異なる道を選んで走っていたのですが、ある水場で車が何台が停まっているのを見かけました。そこへ行ってみると、大物がいました!
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 このあと、さらに途中でジャッカルを見つけたりしながら、オカウクエヨへ戻ります。
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 オカウクエヨに着いてもまだ閉門まで1時間ほどあったので、別の水場へ向かうことにしました。日がかなり傾いて、美しい夕暮れでした。
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 やがて時間も過ぎ、そろそろ戻らないとと車を再びオカウクエヨへ向けて走らせ始めたところで、遠くに一頭の動物がいるのを発見。
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 これにはちょっと感動してしまいました。アフリカー!

 ようやく出会えたキリンを写真に収めると、閉門間際のオカウクエヨに撤退。あとの大物は翌日挑戦することにしました。

 ちなみにこの日の夜はオカウクエヨのレストランで食事をしたのですが、ゲムズボックのステーキがあったので食べてみました。脂身のない繊維の細い上質の赤身肉、という感じで、私は大変気に入りました。とても美味しかったです。この後ナミビアを回っても、大抵のレストランではアンテロープの肉の料理があり、かなり一般的な食材のようです。

 さて翌朝。暗いうちから起き出して、日の出の開門とともに出発です。
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 アフリカの日の出は綺麗だな、と見惚れている余裕もなく、水場と次々に訪れていきます。
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 しかし出会うのはシマウマやアンテロープばかり。この日は正午前には次の目的地に向けて出発しなければならなかったので、少し焦り始めます。
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 そうして車を走らせているうちに、ある水場に車が数台集まっているのを見かけました。早速車をそこへ寄せていきます。そこにいたのは、ライオン。大当たりです!
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 このときは結構ライオンの近くまで寄ることができたのですが、ライオンが水を飲むためにこちらに向かって歩いてきたときは、いくら車の中にいるとはいえ、結構緊張しました。もっともライオンの方はかなりリラックスしていたので、襲われるということはなかったとは思いますが。
 結局ライオンを見たのはこのときだけで、雄ライオンを見ることはできませんでしたが、私はこれで相当満足してしまいました。

 その後もかなり粘ってあちこちを見て回ったのですが、ある程度時間も経過してきたので、再びオカウクエヨへ引き返さなくてはならなくなりました。そして、オカウクエヨに着く直前の水場で、かなりたくさんの車が集まっているのを見かけました。車がいるところに大物あり、です。
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 たった一泊の滞在でこれだけ見ることができれば、もう文句はありません。後になって、今回の旅行を手配してくれた旅行会社の人に話すと、これだけ見られたのはかなり運がいいと言われました。もちろん私も大満足。気分良くエトーシャ国立公園を後にして、次の目的地へと車を走らせました。
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by londonphoto | 2014-07-11 08:52 | ナミビア | Comments(6)

ナミビア周遊(1) 出発!

 さて、ナミビア旅行の本編開始です。私の今年の一番の大旅行が、今回行ってきたナミビアでした。ナミビアと聞いて、ああ南アフリカ共和国の左上の国ですね、とすぐに地理が思い浮かぶ方というのは、控え目に言ってかなり特殊な知識の持ち主だと思うので、「普通の」方のために一応地図を出しておきます。
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 ナミビアって何があるの?という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、ここでは「ナミビアはとても魅力的な旅行先です」と言うに留めておき、これからゆっくりとご紹介していきたいと思います。簡単な近代史について触れておくと、かつてイギリスとドイツが現在のナミビア領を植民地支配した過去があり、当時は南西アフリカと呼ばれていました。第一次世界大戦後は、撤退したドイツに替わって南アフリカの支配下に入りましたが、1960年代後半から独立戦争が始まり、結局1990年に現在のナミビアとして独立を達成しました。南アフリカと同様にダイヤモンドを始めとする豊富な地下資源に支えられた鉱業が主な産業です。
 ちなみに南アフリカといえば極端な治安の悪さが有名ですが、ここナミビアはアフリカでも有数の安全な国であり、実際私も滞在中まったく治安面で問題がなかったばかりか、とてもフレンドリーな現地の人々にすっかり魅了され、心底リラックスして旅を楽しむことができました。

 さて今回の旅、私としては実に異例なことに、レンタカーを自分で運転してナミビアを一周してきました。ロンドンから南アフリカのヨハネスブルクを経由して、ナミビアの首都ウィンドゥック(日本ではウイントフックという表記が一般的ですが、現地の人の発音は「ウィンドゥック」でした)へと飛び、その日はそこで一泊したあと、事前に旅行会社を通して手配していたレンタカーでいざナミビアの旅を開始しました。
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 こちらが今回わたしの心強い相棒となってくれた車。四駆のマニュアル車で、久しぶりに車を運転する私ははじめエンストを繰り返してしまいました。が、買い出しのためにウィンドゥックの街を迷いながらスーパーマーケットを探しているうちに運転にも慣れ、水や食糧など、必要なものを買って車に積み込むと、いよいよウィンドゥックの外へ出ます。

 街を出ると、いきなり周囲からは人の痕跡がなくなり、乾いた土地に道が延々とのびるだけの風景に変わります。旅行会社の人から、ナミビアは動物が多く、道に飛び出してくることも多いので気をつけるように、と注意されていたのですが、私が最初に遭遇したのがこの動物。道の様子を写真に収めようとしていると、ふと視界に現れました。下の写真で、分かるでしょうか?
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 イノシシでした。このときは車を脇に停めて写真を撮っていたので何もありませんでしたが、このあと実際に運転中、突然イノシシの群れが目の前に飛び出してきたことがありました。これは本当に気をつけないといけないぞ、と自分に言い聞かせ、先へ進みます。
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 この日の目的地はウォーターバーグ(Waterberg)の台地。ここは少し変わった種類の野生生物が見られる場所で、午後の早い時刻に到着すればこの付近の国立公園をまわるツアーに参加できるということだったのですが、ウィンドゥックの街で道に迷っていたために予定時間を大幅に遅れて到着し、この日はここに泊まるだけとなってしまいました。
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 ちなみに今回私が泊まったのは、基本的には全てキャンプ場。私の借りた車の屋根に何か四角いものが乗っているのが先の写真で分かると思いますが、あれが実はテントで、車の屋根の上にテントを広げてそこで眠ることができます。なぜわざわざ屋根の上にテントを張るのか、と思う方も多いと思いますが、動物の多いナミビアでは地上よりも屋根の上にテントを張った方が安全なのです。
 早速そのことを納得したのがこの日泊まったキャンプ場で、ここには牛が何頭も放し飼いにされており、テントの周囲をうろついて離れてくれません。日が落ちて夜になったところで星を見るために外に出たのですが、真っ暗闇の中で、後ろの茂みから牛の鼻息がフーッと聞こえてくるのは、さすがにギョッとします。ここのキャンプ場はあまり視界も広くなかったので、星は諦めてこの日は早々に寝ることにしました。

 翌朝起きると、朝食を済ませてすぐに出発。ウォーターバーグの台地が朝日に染まる姿は美しかったのですが、次の目的地へ早く移動したかったので、結局何も見ることなくここを立ち去りました。残念でしたが、仕方ありません。そして、そうやって早く出発したことは、実際に次の目的地で十分に報われることになりました。その詳細は、次回です。
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by londonphoto | 2014-07-10 07:40 | ナミビア | Comments(3)