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カテゴリ:オランダ( 5 )

アムステルダムの朝

トルコから帰ってすぐ、週末にオランダへ。オランダへはつい最近行ったばかりですが、せっかくアムステルダム在住の友人もいることだし、ということでまた行ってきました。
今回は出張から戻ってすぐ(ほんとにイギリスに戻ってきた翌日にオランダへ飛んだ)だったので、あまり無理せずに友人としゃべったり、頑張らずに美術館へ行ったり。
日曜日が特にきれいに晴れて、気持ちのいい朝でした。

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by londonphoto | 2017-04-11 05:30 | オランダ | Comments(0)

週末オランダ旅行(その3)~ デルフトとアムステルダム

 (その2からの続きです。)
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 ロッテルダムの美術館を出たあとは、再び鉄道でハーグの方へ向かいます。が、ハーグに着く前に下車。降りたのはデルフトの街です。
 このデルフトは、フェルメールその人がかつて居住し、その風景を描いた街。フェルメールファンにとってはまさに聖地と言っていいのではないかと思います。
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 新旧の教会が歩いて五分ほどの距離にあるくらいの小さな街ですが、雰囲気がとてもよく、歩き回るのはとても楽しいひとときでした。
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 夕方だったので少し急いで教会を見て回り、チーズ屋でお土産のチーズを買い込むと、この日はアムステルダムに戻りました。

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 翌日は朝からアムステルダムの国立美術館(レンブラントの夜警やフェルメール数点が有名)とゴッホ美術館(ジャガイモを食べる人々の絵があります)を訪れます。この二つの美術館は写真撮影が制限されているので、カメラを持たずに入場して絵に集中しました。
 二日間で四都市、四つの美術館。くたくたに疲れましたが、名画をいっぱいに呼吸して、充実した週末でした。

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by londonphoto | 2017-02-25 09:25 | オランダ | Comments(2)

週末オランダ旅行(その2)~ ロッテルダム

 (その1からの続きです。)
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 ハーグから列車に乗ってロッテルダムへ移動。目的地は美術館でしたが、お昼時だったので寄り道してマーケットへ。たくさんの食材店が並んで楽しい場所でした。
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 お腹がいっぱいになるとロッテルダムが誇るボイマンス美術館へ。ここで一番の目的だったのがフェルメールの絵、の偽物でした。このボイマンス美術館には、ハン・ファン・メーヘレンが描いたフェルメールの贋作「エマオの食事」が展示されています。
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 美術史有数の大事件であるハン・ファン・メーヘレンによるフェルメールの贋作事件の中でも、特に「エマオの食事」は最も有名なものです。専門家が初めて「フェルメール作品」と認めたメーヘレン作品であり、後に続く彼のフェルメール贋作群の嚆矢となりました。メーヘレン自身も並々ならぬ意欲でこれを描き上げ、ロッテルダムのボイマンス美術館は当時この絵を途轍もない高額で購入して誇らしげに展示したのでした。

 その後もメーヘレンは贋作を作り続けるものの(それがまた高額で売れた)、酒と薬に溺れた彼の腕はどんどん落ちてしまい、彼の「フェルメール作品」の質もひどいものになっていきます。後になってメーヘレンが「フェルメール作品を偽造した」と自白しても、少なからぬ専門家が「エマオの食事」だけはフェルメールの真作だと主張し、化学調査やX線解析がメーヘレンの自白を裏付けた後ですらその主張を変えようとしなかったほど、その質には差があるようです。

 そのメーヘレンの最高傑作(と思われる)「エマオ」、正直に言うと写真を見ても私には全然フェルメールに見えず、それほどいい絵だとも思えません。なぜこんな絵がフェルメールとして通用したのか、というのが率直な印象。
 とはいえ、学生時代に初めてフェルメールを見たときに、美術展のチラシの写真では良さがちっとも分からなかったのに、実物を見て息を飲んだという経験が私にはあります。もしかすると「エマオ」も実物はすごいのかもしれない。

 ということで、実はかなり何年も前から、この「エマオ」の実物を見たいと思っていました。本当にすごい絵なのであれば、贋作であれ何であれ、見て息を飲んでみたい。
 この作品を買い上げたロッテルダムのボイマンス美術館は、贋作事件に引っ掛かった教訓として、いまも「エマオ」を展示し続けています。せっかくオランダに来たのですから、行くしかありません!

 鼻息荒く意気込んで実際に行ってみたボイマンス美術館。入り口で「メーヘレンの絵はどこ?」と係員に聞くと、「メーヘレン!?」と驚いた顔をされました。地図を大雑把に指差して、「たぶん、このへんか、この辺りにあるはず」と展示場所もまともに教えてもらえません。この美術館の恥の歴史だから?

 結局あてもなく広い館内をうろつき回り、しかし「エマオ」は見つかりません。展示されている数々の絵がまた素晴らしいものばかりで思わず見たくなるのを我慢して、別のスタッフに「エマオ」のありかを尋ねます。そして返ってきた答えに、愕然。

 「いまはイスラエルのテルアビブにある」

 えーーーー!!!??? まじで?

 ・・・せっかく来たのに・・・

 「でも、メーヘレンの別の作品がいくつかあるよ」

 と親切に教えてもらい、ようやくメーヘレン作品に対面。実は最初に「メーヘレンどこ?」と訊いた入り口のすぐ近くにありました。最初の係員、やっぱり知らないふりしてたな。
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 写真の左端は、彼が「エマオ」の翌年に描いたデ・ホーホの贋作。中央はメーヘレンの後期の、腕が落ちてしまった時期のひどいフェルメール贋作。右は「エマオ」後に「最後の晩餐」の習作として描いたキリストの頭部の絵。

 これだけで「エマオ」の出来を想像するのは正直難しいものがあります。「エマオ」が帰ってくるのは半年後とのことなので、またオランダに行かねば。
 それにしても、美術館のコレクションが貸し出されているのは良くあることとは言え、なぜ贋作が貸し出し中なのか。まさかこの絵が持ち出されているとは思っていなかったので、落胆・・・

 とはいえ、このボイマンス美術館はハーグのマウリッツハイス美術館に比べても規模がはるかに大きく、コレクションも古典から現代作品まで充実していて、非常に面白い美術館でした。メーヘレンのことは忘れて、しばらくその豊かなコレクションを見て回りました。

(さらに続きます。)
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by londonphoto | 2017-02-24 16:56 | オランダ | Comments(6)

週末オランダ旅行(その1)〜 ハーグ

 先週末は思い立ってオランダへ行ってきました。金曜日に仕事が終わるとそのまま空港へ向かい、ひょいと飛べばもうオランダ。海を渡った向かい側がオランダなので、近いものです。土曜日の朝にアムステルダム在住の友人と落ち合って、まずはハーグへ向かいました。

 この日は一日中霧が出て、朝のアムステルダム中央駅は静かに白く佇んでいました。
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 ハーグについても霧は消えず。最初の目的地であるマウリッツハイス美術館が開くまで、併設のカフェで時間をつぶします。
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 この美術館は何と言ってもフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」と「デルフト眺望」が展示の目玉ですが、もちろんそれ以外にも素晴らしいコレクションが充実しています。絵画王国オランダを代表する名美術館でありながら、アムステルダムから離れているためあまり混雑しないのがいいところ。心ゆくまで絵を楽しむことのできる美術館です。
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 この美術館を見たあとは、ロッテルダムへ向かいました。

(続きます。)
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by londonphoto | 2017-02-24 07:41 | オランダ | Comments(3)

北オランダの小さな街

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 一つ前の記事に書いたシルヴィ・ギエムの公演を見てすぐ、仕事でオランダに来ています。週末は仕事の合間に少し時間ができたので、街の様子をご紹介します。
 街はオランダ北部、北海やドイツ国境とも近いところにある小さなところで、アムステルダムからだと列車で二時間ほどのところ。運河に囲まれた街の中心部だけなら一時間もあれば回り尽くせるほどのこぢんまりとしたところです。
 この日はあいにく日差しと雨とあられが頻繁に交替する北ヨーロッパらしい天気でしたが、陽が射すと街はとてもきれいに輝きます。イギリスからは海を渡ってすぐの場所なのですが、それでもやはりイギリスとは異なる、大陸ヨーロッパらしい風景の街でした。

 街の中心はやはり教会。
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 教会のまわりが街の中心部で、人も多く賑わっていました。
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 そしてオランダらしいのがむやみに多い自転車。国土が平らで坂がないので、日本以上に自転車がたくさん走り回っています。
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 とはいえ、オランダでは歩道・車道とは別に独立した自転車用道路があるので、日本のように歩道を歩いていて自転車にひやりとすることもありません。また、歩行者>自転車>自動車という優先順位がはっきりしており、イギリスのように自転車が歩行者に猛スピードで突っ込んでくるということもないので、自分の足で歩いている旅行者も安心です。

 街には細い路地も多く、路地マニアの私も楽しめました。
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 いまのヨーロッパは日も長く、緑が多くて一年で一番美しい季節です。街路に緑が多いのもヨーロッパの特徴。陽が射して気持ちのいい風景を楽しみました。

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 本当は週末を利用してアムステルダムにも繰り出したかったのですが、そこは仕事で来ている身の悲しさ、やらなければならないこともあり、フェルメールやゴッホとの対面はお預けとなってしまいました。
 
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by londonphoto | 2015-05-31 18:21 | オランダ | Comments(0)