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カテゴリ:バレエ( 49 )

アレッサンドラ・フェリの椿姫/ロイヤルバレエ(2017年6月)

 ヤノウスキの公演の翌日、同じ演目のバレエをまた観に行きました。前日ヤノウスキが踊った役を、この日はアレッサンドラ・フェリが踊ります。以前、ヴァージニア・ウルフの小説を題材にしたバレエ「ウルフワークス」ですっかりフェリのファンになってしまった私としては、見逃すわけにはいきません。

 ちにみにこの公演、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」を題材にしたバレエ(音楽はメンデルスゾーン)と、セザール・フランクの「交響的変奏曲」によるストーリーのないバレエに、「マルグリットとアルマン」を組み合わせたトリプルビル。振付はすべてフレデリック・アシュトンです。この最初の「真夏の夜の夢」も、フランチェスカ・ヘイワードが踊るということで大変楽しみにしていました。
 マルセリーノ・サンべと組んだフランチェスカは、何とも妖艶なティターニア。ちょっとつんとして冷たいような雰囲気もありながら、しっかりコメディの中にはまっているのが面白い。サンべ君も相変わらず元気いっぱいで、いい舞台でした。


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 フランクの交響的変奏曲は、やや地味な舞台。音楽ほどには踊りの魅力が強くない気がしました。ということで、割愛。このあとはいよいよフェリの出番。
 前日のヤノウスキが芯の強さを感じさせるマルグリットだったのに比べ、フェリはもっとしなやかで、儚さを漂わせています。しかも感情の表現は濃密。彼女の素晴らしい演技力に加え、相手役のフェデリコ・ボネッリが純情で一途な青年を熱演していたことも手伝って、ひたすら涙腺を刺激される舞台でした。ウルフワークスのときもそうでしたが、私はフェリの演技にどうにも強く惹かれるものを感じないではいられません。まあ、私だけではないのでしょうけど。
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 彼女の出る公演はもう一度ありますが、これも仕事のため観に行けず、私がフェリを見られるのはこの一回きり。残念ですが、もともとこの回すら見られないかも、というスケジュールだったので、一度でも見られて本当に幸運でした。

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by londonphoto | 2017-06-04 07:03 | バレエ | Comments(2)

ゼナイダ・ヤノウスキの椿姫/ロイヤルバレエ(2017年6月)

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 今シーズン限りでのロイヤルバレエ退団を発表しているゼナイダ・ヤノウスキ。ロイヤルバレエでも屈指の表現力を持つダンサーです。彼女が最後の演目に選んだのは、フレデリック・アシュトン振付の「マルグリットとアルマン」でした。フランツ・リストのピアノソナタに有名な椿姫の物語を振り付けた作品。タマラ・ロホも、ロイヤルバレエ退団後のフェアウェル公演でポルーニンとこの演目を踊っていました。
 今回のヤノウスキの相手はゲスト出演のロベルト・ボッレ。この二人の共演は、マクミランのマノンで観たことがあります。若気の至りで破滅へ突き進む二人というよりは、静かに胸の内に沈潜する大人の恋といった印象の舞台でした。

 今回の舞台、やはりボッレがかなり冷静なキャラクターなので、ちょっとクールな雰囲気の舞台でした。それでも物語の最後に向けてヤノウスキが渾身の演技を繰り出すにつれてボッレも徐々に演技の温度を上げていき、最後はヤノウスキの執念にのまれるような、そんな印象。ヤノウスキがとにかく凄かった。終演後は彼女自身、感極まっていて、見ていて胸が熱くなりました。
 まだまだ踊れるんだし、もっと彼女の舞台を見たいなと思いつつ、美しい引き際でもあることもまた間違いありません。彼女の最終公演は週明けにあるのですが、私は仕事の都合で観に行けません。ということで、私が彼女の(ロイヤルバレエ団員としての)舞台を見るのはこれが最後。今まで素晴らしい舞台をたくさん見せてくれて、本当に感謝です。お疲れ様でした。

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by londonphoto | 2017-06-04 06:12 | バレエ | Comments(2)

ロイヤルバレエ/交響的舞曲ほか(2017年5月)

リアム・スカーレットの新作を含むロイヤルバレエのミックスビル。演目は以下のとおり。

- W. フォーサイス振付「正確さのめくるめく歓喜」
- G. バランシン振付「タランテラ」
- C. ウィールドン振付「ストラップレス」
- L. スカーレット振付「交響的舞曲」

 私自身がフランチェスカ・ヘイワードの大ファンだということもありますが、彼女がマルセリーノ・サンべと踊ったバランシン振付の「タランテラ」は、10分ほどの短い演目ながら圧巻。技巧的で華やかなピアノの音楽(ゴットシャルクという19世紀のアメリカ生まれのピアニストの曲。ちなみにゴットシャルクは若いころショパンにも絶賛されたほどのピアニストで、ヨーロッパ中を魅了するほどの腕の持ち主でした)に乗って、舞台から放射されるフランチェスカの可憐さと色気はとどまるところを知らず、強烈な花の薫りに酔うような気分になります。とんでもなく速いステップも、見ていて快感をおぼえるほど正確かつチャーミング。
 相棒のサンべ君も、元気いっぱいに踊りまわって、実に見事な舞台でした。
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 順序が前後しますが、最初のフォーサイスはシューベルトのザ・グレート(彼の最後の交響曲)の終楽章に、女性三人、男性二人の踊りをつけたもの。ヌニェス、高田茜さん、マヤラ・マグリ、ムンタギロフ、マクレーという豪華なメンバーで、延々と速いテンポの踊りが続きます。
 このシューベルトの音楽は一定のテンポで途切れることなくリズムを刻み続けるのですが、これがどこか恐怖感すら感じるほど、どこまでも執拗に継続し、聴き手に迫ってきます。踊りがつくと(この舞台は、踊りを音楽が伴奏するのではなく、音楽に踊りが添えられているような印象を受けます)普段はこの音楽の奥に隠れているシューベルトの狂気が、強調されてはっきりと現れてきます。
 なにか凄まじい力で突き進む音楽に、見事な踊りが共鳴して、圧倒的な興奮をもたらす演目でした。
 ちなみにプリンシパルに昇進後どんどん存在感を増している高田茜さんですが、キレの良さや表情の豊かさでヌニェスやムンタギロフ、マクレーと対等に渡り合っていて、もう「他のプリンシパルに引けを取らない」ではなく、「優れたプリンシパルの一人」と見るものを納得させる見事な踊りでした。最近の彼女、本当にすごいです。
 ちなみに情けないことに、うまく撮れた写真は一枚もなし。残念。

 ウィールドンのストラップレスは、打って変わって静かな作品。何年か前の初演のときはこの作品の良さがわからず、今シーズンの舞台で少しずつ分かってきたとはいえ、私はこの演目のよき理解者ではありません。それでも、ローレン・カスバートソンのしっとりとした美しさは印象的でした。
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 最後は気鋭の振付家、リアム・スカーレットが振り付けた新作「交響的舞曲」。音楽はラフマニノフの同名のオーケストラ作品です。ストーリーはなく、赤と黒を基調とした衣装や照明で、ヤノウスキと群舞が抽象的な踊りを繰り広げます。
 今シーズンかぎりでロイヤルバレエを退団するゼナイダ・ヤノウスキに振り付けられた作品ということもあり、スカーレット、ヤノウスキの両者のファンである私としても期待していた演目でした、個人的にはちょっと期待外れの舞台でした。
 部分的には美しく印象的な場面も随所にあったのですが、全体として舞台を貫く何かが欠けているような、そんな印象。こちらのリアム・スカーレットに対する期待が大きすぎるのかもしれませんが、ヤノウスキが素晴らしい踊りを見せてくれただけに、余計に残念でした。
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 ということで、最初の二つにあまりにも興奮し、オペラハウスで会った知り合いに笑われるほどでしたが、私としては非常に満足した一夜でした。

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by londonphoto | 2017-05-28 08:26 | バレエ | Comments(0)

高田茜さんの「眠りの森の美女」(ロイヤルバレエ、2017年2月)

 先日見に行ったロイヤルバレエの「眠りの森の美女」の公演。フランチェスカ・ヘイワードがオーロラ姫を踊るということで、ものすごく楽しみにしていたのですが、当日になって病気で降板との知らせが。がーん。
 代役は今季からプリンシパルに上がった高田茜さんとのアナウンス。彼女のオーロラ姫は以前にも見たことがありましたが、最近プリンシパルらしい存在感を発揮するようになってきた彼女、果たしてどんな踊りを見せてくれるのか、と思いながら会場へ向かいました。

 その茜さんのオーロラ姫は、とても軽やかで可憐で、動きも本当に柔らかくて、実に美しい踊りでした。それなのに、(というのは変かもしれませんが)彼女は完全に舞台を支配して、素晴らしい存在感で会場を満たします。お見事。脱帽。
 相手役のキャンベルも、直前のキャスト変更ではありましたが、きちんと茜さんをサポートしつつソロも元気に踊り切り、こちらも新プリンシパルの面目躍如。フランチェスカの踊りを見られなかったのは本当に残念でしたが、それでも終わってみれば大満足な舞台でした。

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by londonphoto | 2017-02-23 05:06 | バレエ | Comments(0)

Full of motions and emotions (Woolf Works / ロイヤルバレエ / 2017年2月)

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 ロイヤルバレエは現在、ウェイン・マクレガーのウルフ・ワークスを上演中。2015年に制作された作品で、舞台復帰したアレッサンドラ・フェリが主演ということでも話題になった舞台です。私はもともとマクレガーの振付が苦手なこともあって最初は注目していなかったのですが、フェリが出るということで「とりあえず」観に行って、一発ではまってしまった舞台でした。
 そのウルフ・ワークスの再演ということで、今回は虎視眈眈と狙っていました。また今回は、フェリだけではなく、第二キャストでロイヤルバレエ元プリンシパルのマーラ・ガレアッツィが出演するということで、彼女の踊りが好きだった私は狂喜乱舞、まさにお祭り。

 が、初日は「まさかこのタイミングで」と驚くサウジアラビア出張で見逃してしまいました。さらに他の日も、同じ時期に開かれる一連のヨナス・カウフマン(当代一と言っていいテノール)の演奏会とも見事に日程がかぶり、カウフマンとフェリとガレアッツィ、どれを取るかという究極の選択に悩まされる始末。
 結局、フェリとガレアッツィとカウフマンを一回ずつ諦めて痛み分け。

 昨日の土曜日は昼にフェリ、夜にガレアッツィの二公演があり、両方行ってきました。圧巻はやはりフェリ。動きの美しさと表現力が圧倒的で、舞台上にどれほどたくさんの人がいても、自然に目が惹きつけられてしまいます。
 また、第一幕の”I now, I then”(「ダロウェイ夫人」に基づいた舞台)でセプティマスを演じたエドワード・ワトソンが、戦争で深く傷つけられた心の闇をありありと描き出して、これにも心を深く揺さぶられました。過去と現在、自己と他者の人生が交錯する重層的な演出が、心に深く沁み入ってくる舞台でした。

 続く第二幕”Becomings”(「オーランドー」が原作)はマクレガーらしい、激しい動きが支配する舞台になります。ここではフェリは現れず、この幕を支配するのはオシポワ、サラ・ラム、マクレー、ワトソンの四人。私にとっては苦手なマクレガー・スタイルで、原作も読んでいないのですが、それでもオシポワの動きの切れは見事で楽しめました。またこの幕はレーザー光線を活用した照明も見事で、会場のお客さんはかなり盛り上がっていました。

 最後の第三幕、「波」に基づいた”Tuesday”は、これも原作を読んでいないので偉そうなことは言えないのですが、人の力を超えた何か大きなものに揺られて、しかしただ流されるだけでもなく、無駄に抵抗するわけでもない人の姿がフェリの踊りから伝わってくるように思えました。見終わった後に、大切ものが心の奥に静かに沈んでいく、そんな舞台でした。
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 こちらは夜公演。ガレアッツィと平野亮一さん、メンディザバルの三人。ガレアッツィはフェリよりも明瞭な動きで、ストーリーをうまく際立たせていたと思います。
 ただ、心に強く深く食い込んでくるこの作品を、一日に二度観るのは本当に大変でした。終演後はぐったり・・・
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 このウルフ・ワークス、まだ日程が発表されていませんが、おそらく4月頃に日本でも映画館で上映されることになっています。バレエを観たことがなくても、ヴァージニア・ウルフを読んだことがなくても、必ず何かを感じることのできる作品だと思います。
 強く強くおすすめします。






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by londonphoto | 2017-02-12 21:42 | バレエ | Comments(0)

ロイヤルバレエのくるみ割り人形(2016年12月、フランチェスカ・ヘイワード他)

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 いまのロイヤルバレエはくるみ割り人形が繰り返し上演されています。街の雰囲気もクリスマス気分が高まっていて、やっぱりこの時期はくるみだよな、という気になります。

 昨晩観に行った公演は、フランチェスカ・ヘイワードのクララ、アレックス・キャンベルのくるみ割り人形、ローレン・カスバートソンの金平糖、フェデリコ・ボネッリの王子という、プリンシパルでがっちり固めた盤石のキャストでした。
 ちなみに「影の主役」ドロッセルマイヤーはギャリー・エイヴィス、花のワルツをリードする薔薇の精は崔由姫(チェユフィ)さん、今期からプリンシパルに上がった平野亮一さんもなぜかアラビアの踊りのチョイ役で出てきたりと、なんとも豪華なキャスティング。実はこの日の公演は、ライブ配信されて世界中の映画館で上映されていたので、ロイヤルバレエとしても気合いの入ったキャストだったわけです。

 さて、肝心の舞台ですが、これはもう見事の一言に尽きました。やはりクララを演じたフランチェスカが飛び抜けて素晴らしく、彼女をペアを組むキャンベルも力強い踊りでぐいぐい攻めてきます。
 ロイヤルバレエの演じるピーター・ライト版では、ネズミ部隊との戦いの後に続く、クララとくるみ割り人形(ハンス・ペーター)のパドドゥのシーンが非常に印象的に盛り上がるのですが、ここは一体何が起こったのかと思うほどに踊りも音楽も燃え上り、ちょっと普段とは異次元の興奮。まさしく心が打ち震えるほどの素晴らしい舞台でした。

 多彩な踊りが次々と繰り広げられる後半も素晴らしく、ユフィさんの花のワルツもいつにも増して可憐で優雅。カスバートソンとボネッリも好演。ピーター・ライトの充実した舞台を存分に堪能した一夜でした。
 ちなみに、終演後には今年90歳を迎えたピーター・ライト卿ご本人も登場し、満場の拍手を浴びていました。この方がいるからロンドンの冬がこれだけ輝くのです。

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 この公演、日本の映画館での上映は来年二月ということですので(なんでクリスマスの物語をわざわざ二月に上映するんだと思いますが…)、興味を覚えた方はぜひ一度ご覧になることをおすすめします。とにかく素晴らしい舞台です!

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by londonphoto | 2016-12-10 06:13 | バレエ | Comments(2)

ユフィさんの「リーズの結婚」(ロイヤルバレエ/2016年10月)

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 ロベルタ・マルケスの舞台を見終わったあと、夜は同じリーズの結婚をもう一公演。今度はチェ・ユフィ(崔由姫)さんが主役で、こちらの公演がこの日の本命。
 ユフィさんが演じるリーズはつい昨シーズンだったか、その前だったかに観たばかりですが、相変わらず可憐で優雅で、実に愛らしい演技。さすがです。
 相方はヴァレンティーノ・ズケッティで、スマートでフレッシュな感じが良かったです。終わりに近いところでユフィさんとうまく合わず、振り付けがおかしくなったように見えましたが、ユフィさんはさすがにうまくカバーしていました。
 全般に、あまりこの役に慣れていないズケッティをユフィさんが懸命に支えているような印象でした。
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 このリーズの結婚というのは非常にコミカルな演出が多く、楽しく見て最後は気持ち良く会場を後にするという演目ではありますが、さすがにダブルヘッダーは楽ではありません。それでも、楽しい一日を過ごすことができました。
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by londonphoto | 2016-10-16 18:19 | バレエ | Comments(2)

ロベルタ・マルケスの「リーズの結婚」(ロイヤルバレエ/2016年10月)

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 土曜日のロイヤルオペラハウス。この日は昼と夜にバレエ「リーズの結婚」が上演され、昼の公演には昨シーズン途中でロイヤルバレエを退団したロベルタ・マルケスがゲストダンサーとして出演しました。
 ロイヤルバレエファンの間ではあまり評判のよくなかったマルケスですが、私は彼女の明るいキャラクターが好きだったので、彼女がいなくなるのはやはり寂しさを感じます。久しぶりに彼女の舞台を見て、あらためてその思いを強くしました。
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 そのマルケスのリーズ、相変わらずの天真爛漫なキャラクターと、細かいところまで行き届いた演技で、大変楽しみました。やっぱりもう少しロイヤルバレエで踊って欲しかったなあ・・・
 マルケスが出演する公演はもう一度ありますが、仕事の都合で見に行くことはできなさそうです。今回の公演が、私にとってはロイヤルバレエでのマルケスの見納めということになりました。

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by londonphoto | 2016-10-16 17:24 | バレエ | Comments(0)

フランチェスカの「リーズの結婚」(2016年10月)

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 9月から始まったロイヤルバレエの新シーズン、仕事の都合でずっと行けずにいたのですが、ようやく観に行くことができました。私にとっての新シーズン開幕は、プリンシパルに昇進したばかりのフランチェスカ・ヘイワードが踊るアシュトンの「リーズの結婚」でした。相手のコーラス役はマルチェリーノ・サンべ、アランはDavid Yudes(姓の読み方がよく分からない)で、母親のシモーネ役はトーマス・ホワイトヘッド。
 シーズン前にアナウンスされた、平野亮一さんと高田茜さんのプリンシパル昇進は、日本でも報道されてバレエファンの間で話題になりましたが、以前からすっかりフランチェスカのファンになっていた私にとっては、他の誰よりもフランチェスカの昇進が嬉しいニュースでした。

 そのフランチェスカの踊るリーズですが、彼女らしく可憐で踊りもとにかく綺麗、だったのですが・・・
 まあ予想通り、彼女はアシュトンよりマクミランの方がよほど合うな、というのが率直な感想。フランチェスカには、どんなときにも常に陰(かげ)というか、暗さというのか、そういう空気がつきまといます。彼女の持つそういう雰囲気は、マクミランの演目とは強烈に共鳴するのですが、陽性のアシュトンとはどうしても合わないのですね。これが、明るい演目とは言ってもウィールドンの「アリス」だとちゃんとはまるのですが。
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 コーラスを踊ったサンべ君は最近躍進めざましく、この日も絶好調。踊りがどんどん大きくなってきている気がします。今後も伸びてくる気配をひしひしと感じます。
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 おそらくアシュトンファンの中には不満を抱く人もいたかもしれないフランチェスカのリーズでしたが、フランチェスカファンの私には、「やっぱりアシュトンは合わないなあ」という感想も含めて、とても楽しめた舞台でした。(贔屓の引き倒しではありましょうが。)

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by londonphoto | 2016-10-08 08:08 | バレエ | Comments(4)

バレエの音楽(黒曜石の滴/誘い/Within the Golden Hour,ロイヤルバレエ,2016年5月)

 久しぶりにバレエです。ロイヤルバレエで始まったトリプルビル、ウェイン・マクレガーの新作"Obsidian Tear"(訳すなら「黒曜石の滴」かな?)、マクミランの初期の作品"The invitation"とウィールドンの美しい"Within the Golden Hour"の三本立て。

 マクレガーの"Obsidien Tear"は、エサ=ペッカ・サロネンの音楽を用いた30分ほどの作品で、6回の公演のうち、最初の3回をサロネン自身が振るというので、バレエ仲間の間ではかなり話題になっていました。
 男性ダンサーだけで踊られるこのバレエはかなり抽象的で、明確なストーリーはプログラムには載せられていません。それでも、黒一色の衣装のダンサーたちに混じって、一人だけ赤の衣装のダンサーがおり、赤の彼が追い詰められていくような心理劇は込められているようでした。
 振付もマクレガーにしてはかなり穏やかな方で、マクレガーが苦手な私でもすんなり受け入れられるものでした。
 ただ、正直なところこの舞台に接して、魂が抜けるほど心奪われたのが音楽。前半はヴァイオリンの無伴奏ソロ、後半はフルオーケストラ。指揮台にサロネンが立つだけで、オーケストラの音がこうも変わるのかと驚嘆しました。
 ロイヤルオペラハウスのオーケストラは、オペラ公演ではいい演奏を聴かせてくれるのですが、バレエ公演では気の抜けた演奏になることが普通です。それが、この日は途轍もない厚みと輝きのある音で、音楽が力強く雄弁にぐいぐいと舞台を引っ張っていきます。未だかつて、ロイヤルバレエ公演でオーケストラがこれだけの演奏をしたのを聴いたことがありません。
 こうなると踊りよりも音楽に圧倒されて、最後はもう放心状態でした。
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 この舞台に接してつくづく思ったのですが、普段からオーケストラが本気の演奏をしていれば、ダンサーたちももっと頑張らないと音楽に(表現力の点で)ついていけないことになるし、それはひいてはバレエ団の向上になるのではないか。何だかすごくもったいないことが起きているように思えてなりませんでした。


 二つ目の"The Invitation"は、マクミラン初期の暗くて重い作品で、若いカップルと熟年夫婦が繰り広げる心理劇です。若いカップルを演じたのはフランチェスカ・ヘイワードとワディム・ムンタギロフ。熟年夫婦の方は、ゼナイダ・ヤノウスキーとガリー・エイヴィス。
 夫の愛情が冷めて苦しむ夫人は、若いカップルの青年を誘惑し、一方の少女は夫人の夫に興味を示して誘いかけるような行動を取ります。やがて夜になって、少女はその男性と二人で会うのですが、男性はやがて欲情にまかせて少女を犯してしまいます。心に傷を負った少女は青年の元に戻りますが、かえって傷を深めることになります。
 いかにもマクミランらしいストーリーで、露骨な描写も現れるので、見ていて非常に重苦しい気分になります。マクミランの後年のマノンやマイヤーリンクも重い作品ですが、それでも最後にはある種のカタルシスがあるのに比べて、今回の舞台は闇の底に沈んで浮かび上がることのない物語でした。
 キャストがまた演技派を惜し気もなく並べてくるので、登場人物の感情の渦が手に取るように伝わってきて、すごい舞台ではありました。
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 最後はウィールドンの"Within the Golden Hour"で、これは彼の作品の中でも特に美しいものの一つだと思います。弦楽合奏に乗って繰り広げられる、ストーリーのない抽象的な世界は、観ていて心地良く引き込まれます。いろんな意味で衝撃的だった前の二作を観たあとに、すっきりとした気持ちで会場を後にしました。
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(お知らせ)

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射場博之(文・写真) 
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by londonphoto | 2016-05-29 18:25 | バレエ | Comments(4)