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週末オランダ旅行(その2)~ ロッテルダム

 (その1からの続きです。)
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 ハーグから列車に乗ってロッテルダムへ移動。目的地は美術館でしたが、お昼時だったので寄り道してマーケットへ。たくさんの食材店が並んで楽しい場所でした。
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 お腹がいっぱいになるとロッテルダムが誇るボイマンス美術館へ。ここで一番の目的だったのがフェルメールの絵、の偽物でした。このボイマンス美術館には、ハン・ファン・メーヘレンが描いたフェルメールの贋作「エマオの食事」が展示されています。
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 美術史有数の大事件であるハン・ファン・メーヘレンによるフェルメールの贋作事件の中でも、特に「エマオの食事」は最も有名なものです。専門家が初めて「フェルメール作品」と認めたメーヘレン作品であり、後に続く彼のフェルメール贋作群の嚆矢となりました。メーヘレン自身も並々ならぬ意欲でこれを描き上げ、ロッテルダムのボイマンス美術館は当時この絵を途轍もない高額で購入して誇らしげに展示したのでした。

 その後もメーヘレンは贋作を作り続けるものの(それがまた高額で売れた)、酒と薬に溺れた彼の腕はどんどん落ちてしまい、彼の「フェルメール作品」の質もひどいものになっていきます。後になってメーヘレンが「フェルメール作品を偽造した」と自白しても、少なからぬ専門家が「エマオの食事」だけはフェルメールの真作だと主張し、化学調査やX線解析がメーヘレンの自白を裏付けた後ですらその主張を変えようとしなかったほど、その質には差があるようです。

 そのメーヘレンの最高傑作(と思われる)「エマオ」、正直に言うと写真を見ても私には全然フェルメールに見えず、それほどいい絵だとも思えません。なぜこんな絵がフェルメールとして通用したのか、というのが率直な印象。
 とはいえ、学生時代に初めてフェルメールを見たときに、美術展のチラシの写真では良さがちっとも分からなかったのに、実物を見て息を飲んだという経験が私にはあります。もしかすると「エマオ」も実物はすごいのかもしれない。

 ということで、実はかなり何年も前から、この「エマオ」の実物を見たいと思っていました。本当にすごい絵なのであれば、贋作であれ何であれ、見て息を飲んでみたい。
 この作品を買い上げたロッテルダムのボイマンス美術館は、贋作事件に引っ掛かった教訓として、いまも「エマオ」を展示し続けています。せっかくオランダに来たのですから、行くしかありません!

 鼻息荒く意気込んで実際に行ってみたボイマンス美術館。入り口で「メーヘレンの絵はどこ?」と係員に聞くと、「メーヘレン!?」と驚いた顔をされました。地図を大雑把に指差して、「たぶん、このへんか、この辺りにあるはず」と展示場所もまともに教えてもらえません。この美術館の恥の歴史だから?

 結局あてもなく広い館内をうろつき回り、しかし「エマオ」は見つかりません。展示されている数々の絵がまた素晴らしいものばかりで思わず見たくなるのを我慢して、別のスタッフに「エマオ」のありかを尋ねます。そして返ってきた答えに、愕然。

 「いまはイスラエルのテルアビブにある」

 えーーーー!!!??? まじで?

 ・・・せっかく来たのに・・・

 「でも、メーヘレンの別の作品がいくつかあるよ」

 と親切に教えてもらい、ようやくメーヘレン作品に対面。実は最初に「メーヘレンどこ?」と訊いた入り口のすぐ近くにありました。最初の係員、やっぱり知らないふりしてたな。
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 写真の左端は、彼が「エマオ」の翌年に描いたデ・ホーホの贋作。中央はメーヘレンの後期の、腕が落ちてしまった時期のひどいフェルメール贋作。右は「エマオ」後に「最後の晩餐」の習作として描いたキリストの頭部の絵。

 これだけで「エマオ」の出来を想像するのは正直難しいものがあります。「エマオ」が帰ってくるのは半年後とのことなので、またオランダに行かねば。
 それにしても、美術館のコレクションが貸し出されているのは良くあることとは言え、なぜ贋作が貸し出し中なのか。まさかこの絵が持ち出されているとは思っていなかったので、落胆・・・

 とはいえ、このボイマンス美術館はハーグのマウリッツハイス美術館に比べても規模がはるかに大きく、コレクションも古典から現代作品まで充実していて、非常に面白い美術館でした。メーヘレンのことは忘れて、しばらくその豊かなコレクションを見て回りました。

(さらに続きます。)
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# by londonphoto | 2017-02-24 16:56 | オランダ | Comments(6)

週末オランダ旅行(その1)〜 ハーグ

 先週末は思い立ってオランダへ行ってきました。金曜日に仕事が終わるとそのまま空港へ向かい、ひょいと飛べばもうオランダ。海を渡った向かい側がオランダなので、近いものです。土曜日の朝にアムステルダム在住の友人と落ち合って、まずはハーグへ向かいました。

 この日は一日中霧が出て、朝のアムステルダム中央駅は静かに白く佇んでいました。
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 ハーグについても霧は消えず。最初の目的地であるマウリッツハイス美術館が開くまで、併設のカフェで時間をつぶします。
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 この美術館は何と言ってもフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」と「デルフト眺望」が展示の目玉ですが、もちろんそれ以外にも素晴らしいコレクションが充実しています。絵画王国オランダを代表する名美術館でありながら、アムステルダムから離れているためあまり混雑しないのがいいところ。心ゆくまで絵を楽しむことのできる美術館です。
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 この美術館を見たあとは、ロッテルダムへ向かいました。

(続きます。)
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# by londonphoto | 2017-02-24 07:41 | オランダ | Comments(3)

高田茜さんの「眠りの森の美女」(ロイヤルバレエ、2017年2月)

 先日見に行ったロイヤルバレエの「眠りの森の美女」の公演。フランチェスカ・ヘイワードがオーロラ姫を踊るということで、ものすごく楽しみにしていたのですが、当日になって病気で降板との知らせが。がーん。
 代役は今季からプリンシパルに上がった高田茜さんとのアナウンス。彼女のオーロラ姫は以前にも見たことがありましたが、最近プリンシパルらしい存在感を発揮するようになってきた彼女、果たしてどんな踊りを見せてくれるのか、と思いながら会場へ向かいました。

 その茜さんのオーロラ姫は、とても軽やかで可憐で、動きも本当に柔らかくて、実に美しい踊りでした。それなのに、(というのは変かもしれませんが)彼女は完全に舞台を支配して、素晴らしい存在感で会場を満たします。お見事。脱帽。
 相手役のキャンベルも、直前のキャスト変更ではありましたが、きちんと茜さんをサポートしつつソロも元気に踊り切り、こちらも新プリンシパルの面目躍如。フランチェスカの踊りを見られなかったのは本当に残念でしたが、それでも終わってみれば大満足な舞台でした。

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# by londonphoto | 2017-02-23 05:06 | バレエ | Comments(0)

チャイナタウンを通り抜けると、

いつも微妙な違和感を覚える。

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# by londonphoto | 2017-02-16 07:21 | ロンドン - 日常 | Comments(7)

Full of motions and emotions (Woolf Works / ロイヤルバレエ / 2017年2月)

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 ロイヤルバレエは現在、ウェイン・マクレガーのウルフ・ワークスを上演中。2015年に制作された作品で、舞台復帰したアレッサンドラ・フェリが主演ということでも話題になった舞台です。私はもともとマクレガーの振付が苦手なこともあって最初は注目していなかったのですが、フェリが出るということで「とりあえず」観に行って、一発ではまってしまった舞台でした。
 そのウルフ・ワークスの再演ということで、今回は虎視眈眈と狙っていました。また今回は、フェリだけではなく、第二キャストでロイヤルバレエ元プリンシパルのマーラ・ガレアッツィが出演するということで、彼女の踊りが好きだった私は狂喜乱舞、まさにお祭り。

 が、初日は「まさかこのタイミングで」と驚くサウジアラビア出張で見逃してしまいました。さらに他の日も、同じ時期に開かれる一連のヨナス・カウフマン(当代一と言っていいテノール)の演奏会とも見事に日程がかぶり、カウフマンとフェリとガレアッツィ、どれを取るかという究極の選択に悩まされる始末。
 結局、フェリとガレアッツィとカウフマンを一回ずつ諦めて痛み分け。

 昨日の土曜日は昼にフェリ、夜にガレアッツィの二公演があり、両方行ってきました。圧巻はやはりフェリ。動きの美しさと表現力が圧倒的で、舞台上にどれほどたくさんの人がいても、自然に目が惹きつけられてしまいます。
 また、第一幕の”I now, I then”(「ダロウェイ夫人」に基づいた舞台)でセプティマスを演じたエドワード・ワトソンが、戦争で深く傷つけられた心の闇をありありと描き出して、これにも心を深く揺さぶられました。過去と現在、自己と他者の人生が交錯する重層的な演出が、心に深く沁み入ってくる舞台でした。

 続く第二幕”Becomings”(「オーランドー」が原作)はマクレガーらしい、激しい動きが支配する舞台になります。ここではフェリは現れず、この幕を支配するのはオシポワ、サラ・ラム、マクレー、ワトソンの四人。私にとっては苦手なマクレガー・スタイルで、原作も読んでいないのですが、それでもオシポワの動きの切れは見事で楽しめました。またこの幕はレーザー光線を活用した照明も見事で、会場のお客さんはかなり盛り上がっていました。

 最後の第三幕、「波」に基づいた”Tuesday”は、これも原作を読んでいないので偉そうなことは言えないのですが、人の力を超えた何か大きなものに揺られて、しかしただ流されるだけでもなく、無駄に抵抗するわけでもない人の姿がフェリの踊りから伝わってくるように思えました。見終わった後に、大切ものが心の奥に静かに沈んでいく、そんな舞台でした。
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 こちらは夜公演。ガレアッツィと平野亮一さん、メンディザバルの三人。ガレアッツィはフェリよりも明瞭な動きで、ストーリーをうまく際立たせていたと思います。
 ただ、心に強く深く食い込んでくるこの作品を、一日に二度観るのは本当に大変でした。終演後はぐったり・・・
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 このウルフ・ワークス、まだ日程が発表されていませんが、おそらく4月頃に日本でも映画館で上映されることになっています。バレエを観たことがなくても、ヴァージニア・ウルフを読んだことがなくても、必ず何かを感じることのできる作品だと思います。
 強く強くおすすめします。






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# by londonphoto | 2017-02-12 21:42 | バレエ | Comments(0)