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タグ:ウェイン・マクレガー ( 3 ) タグの人気記事

Full of motions and emotions (Woolf Works / ロイヤルバレエ / 2017年2月)

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 ロイヤルバレエは現在、ウェイン・マクレガーのウルフ・ワークスを上演中。2015年に制作された作品で、舞台復帰したアレッサンドラ・フェリが主演ということでも話題になった舞台です。私はもともとマクレガーの振付が苦手なこともあって最初は注目していなかったのですが、フェリが出るということで「とりあえず」観に行って、一発ではまってしまった舞台でした。
 そのウルフ・ワークスの再演ということで、今回は虎視眈眈と狙っていました。また今回は、フェリだけではなく、第二キャストでロイヤルバレエ元プリンシパルのマーラ・ガレアッツィが出演するということで、彼女の踊りが好きだった私は狂喜乱舞、まさにお祭り。

 が、初日は「まさかこのタイミングで」と驚くサウジアラビア出張で見逃してしまいました。さらに他の日も、同じ時期に開かれる一連のヨナス・カウフマン(当代一と言っていいテノール)の演奏会とも見事に日程がかぶり、カウフマンとフェリとガレアッツィ、どれを取るかという究極の選択に悩まされる始末。
 結局、フェリとガレアッツィとカウフマンを一回ずつ諦めて痛み分け。

 昨日の土曜日は昼にフェリ、夜にガレアッツィの二公演があり、両方行ってきました。圧巻はやはりフェリ。動きの美しさと表現力が圧倒的で、舞台上にどれほどたくさんの人がいても、自然に目が惹きつけられてしまいます。
 また、第一幕の”I now, I then”(「ダロウェイ夫人」に基づいた舞台)でセプティマスを演じたエドワード・ワトソンが、戦争で深く傷つけられた心の闇をありありと描き出して、これにも心を深く揺さぶられました。過去と現在、自己と他者の人生が交錯する重層的な演出が、心に深く沁み入ってくる舞台でした。

 続く第二幕”Becomings”(「オーランドー」が原作)はマクレガーらしい、激しい動きが支配する舞台になります。ここではフェリは現れず、この幕を支配するのはオシポワ、サラ・ラム、マクレー、ワトソンの四人。私にとっては苦手なマクレガー・スタイルで、原作も読んでいないのですが、それでもオシポワの動きの切れは見事で楽しめました。またこの幕はレーザー光線を活用した照明も見事で、会場のお客さんはかなり盛り上がっていました。

 最後の第三幕、「波」に基づいた”Tuesday”は、これも原作を読んでいないので偉そうなことは言えないのですが、人の力を超えた何か大きなものに揺られて、しかしただ流されるだけでもなく、無駄に抵抗するわけでもない人の姿がフェリの踊りから伝わってくるように思えました。見終わった後に、大切ものが心の奥に静かに沈んでいく、そんな舞台でした。
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 こちらは夜公演。ガレアッツィと平野亮一さん、メンディザバルの三人。ガレアッツィはフェリよりも明瞭な動きで、ストーリーをうまく際立たせていたと思います。
 ただ、心に強く深く食い込んでくるこの作品を、一日に二度観るのは本当に大変でした。終演後はぐったり・・・
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 このウルフ・ワークス、まだ日程が発表されていませんが、おそらく4月頃に日本でも映画館で上映されることになっています。バレエを観たことがなくても、ヴァージニア・ウルフを読んだことがなくても、必ず何かを感じることのできる作品だと思います。
 強く強くおすすめします。






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by londonphoto | 2017-02-12 21:42 | バレエ | Comments(0)

美しいということ/McGregor "Woolf Works" (ロイヤルバレエ)

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 ロイヤルバレエでWayne McGregorの新作"Woolf Works"が始まりました。ヴァージニア・ウルフの作品を題材にした全幕物です。新作の初演ということでプリンシパルがずらりと並ぶキャストでしたが、今回の舞台にはそこにアレッサンドラ・フェリが加わります。私が彼女の舞台を見るのはもちろん初めて。

 率直に言って、私はマクレガーの良き理解者ではありません。彼が表現する世界の座標軸は、私自身が世界を見る座標軸と重ならないので、彼の舞台を見ていても私にはマクレガーのパースペクティブがつかめないのです。彼が何かを言おうとしていることは理解できても、その内容を理解する視点が私にはありません。
 さらに今回の作品について言えば、私はヴァージニア・ウルフの作品も読んだことがありません。そういうわけで、私はこの舞台を正しく評価できる人間ではないのですが、それでも今日の舞台には引き込まれました。とにかくフェリが美しいのです。彼女の動きを見ていると、マクレガーの振付はこんなに濃密な表現力を持つものだったのか、と驚きます。そこには豊かな美しさとともに、詩味といっていいものさえ感じます。幾何学の難問に、たった一本の補助線を加えるだけでエレガントな解法が浮かび上がるように、マクレガーの舞台にフェリという座標軸が加わるだけで、突然その世界の奥行きが見えてくる、そんな印象でした。(だからフェリが踊らないところでは急にまた舞台が分からなくなるのですが。)

 フェリの踊りには気品に満ちた美しさに加え、年齢を重ねた人だけが作り出せる情感の温かさがあり、同時に年齢を超越した生命の輝きがありました。彼女が今日の舞台の中心で、全てのエネルギーが彼女に集約され、彼女から放射される。その揺るぎのない説得力に圧倒されて、私は彼女からひとときも目を離すことができませんでした。本当にすごいものを観た一夜でした。
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by londonphoto | 2015-05-12 08:12 | バレエ | Comments(4)

狂気の祭典

 久し振りにロイヤルバレエの写真です。今年、初演から百周年を迎えたストラヴィンスキーの春の祭典(振付はマクミラン)を含む、トリプルビルを観てきました。
 三つの演目の最初はウェイン・マクレガーのChromaでしたが、マクレガーは私のフィルターに引っ掛かってこない人なのでパスします。ただ、出演したうちの一人、エド・ワトソンの踊りは素晴らしいものでした。

 二作目はデイヴィッド・ドーソンという人の"The Human Seasons"という新作。プログラムを買わなかったのでどういう意図で制作された作品かは分かりませんが、映画のBGMのように心地良い音楽に乗った美しい舞台でした。抑制された照明の中で繰り広げられる踊りは、まるで神々が気まぐれに踊り始めたのを、現(うつつ)の世から垣間見ているような、神秘的な雰囲気がありました。ソロでもなく群舞でもなく、5〜6名のダンサーが、極上の室内楽のように見事なアンサンブルを作り上げていました。ここでも出演していたエド・ワトソンが好演していたほか、マリアネラ・ヌニェスの際立った美しさが光っていました。
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 ボネッリ、カスバートソン、ワトソン、ラム、マクレー。写し損ねましたが、ボネッリに左にヌニェスもいます。これだけプリンシパルが揃うとさすがに壮観。

 こちらはヌニェスとボネッリ。
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 最後はメインの春の祭典。マクミランの春の祭典を観るのは二年ぶりですが、どんな振付けだったかほとんど覚えていませんでした。改めて今回舞台を観て、前回は見えなかったものが色々と見えてきたように思います。新鮮な気持ちで観ることのできた舞台でしたが、この舞台の面白さは、何といってもストラヴィンスキーとマクミランという、全く性格の異なる二人の対決ではないかと思いました。もともとマクミランという人は、音楽に対してとことん誠実に向き合って振付けをする人ですが、この春の祭典でもマクミランはストラヴィンスキーの挑戦的な音楽に触発されて、バレエの伝統に背を向けたような動きを次々と繰り出します。最初はその動きの新鮮で風変わりな面白さに魅了されるのですが、しかしそれはどこか、運動と音楽の表面的な調和でしかないような落ち着きの悪さ、あるいは、異質なものの取り合わせがもたらすぎこちない距離感を感じさせます。その理由は、やはりストラヴィンスキーとマクミランの個性の違いであって、踊りと音楽の一見愉快な協調の奥底に、ストラヴィンスキーのプリミティブで残酷なまでに破壊的な狂気と、マクミランのノーブルで洗練された狂気が烈しく対立します。この両者の差は埋め難いほどに大きいのですが、しかし一方で、根源的な部分にある狂気の存在は二人に共通しています。この狂気が鍵となって、舞台が進むにつれて二人の性格の差は次第に問題ではなくなり、いつしか両者の持つ狂気がだんだんと力強く共鳴し始めます。やがてその狂気は舞台を圧倒的に支配し始めて、揺るぎのない絶対的な力強さを打ち立てるに至ります。この両者の対立が次第に共振に変化していく過程はまた、その舞台を観る私たちがその内容に深く惹き込まれていく過程でもあります。二人の偉大な芸術家が力の限りを尽くした舞台に、私は心に深くくさびを打ち込まれたような気がしました。この春の祭典という音楽はやはり記念碑的な偉大な作品であり、これが創作された後の時代に生まれて本当に幸せだったと私は強く思います。

 この舞台で生贄の乙女を演じたのはArtist(ロイヤルバレエ団では一番下のランク)のクラウディア・ディーンという人で、大抜擢なのでしょうか。私も全く注意を向けたことのないダンサーですが、最後は息切れしていたのか、あるいは役を作り切れていなかったのか、中途半端な印象を残してしまったのが残念でした。今後に期待です。
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by londonphoto | 2013-11-21 09:38 | バレエ | Comments(2)