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タグ:ケネス・マクミラン ( 3 ) タグの人気記事

狂気の祭典

 久し振りにロイヤルバレエの写真です。今年、初演から百周年を迎えたストラヴィンスキーの春の祭典(振付はマクミラン)を含む、トリプルビルを観てきました。
 三つの演目の最初はウェイン・マクレガーのChromaでしたが、マクレガーは私のフィルターに引っ掛かってこない人なのでパスします。ただ、出演したうちの一人、エド・ワトソンの踊りは素晴らしいものでした。

 二作目はデイヴィッド・ドーソンという人の"The Human Seasons"という新作。プログラムを買わなかったのでどういう意図で制作された作品かは分かりませんが、映画のBGMのように心地良い音楽に乗った美しい舞台でした。抑制された照明の中で繰り広げられる踊りは、まるで神々が気まぐれに踊り始めたのを、現(うつつ)の世から垣間見ているような、神秘的な雰囲気がありました。ソロでもなく群舞でもなく、5〜6名のダンサーが、極上の室内楽のように見事なアンサンブルを作り上げていました。ここでも出演していたエド・ワトソンが好演していたほか、マリアネラ・ヌニェスの際立った美しさが光っていました。
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 ボネッリ、カスバートソン、ワトソン、ラム、マクレー。写し損ねましたが、ボネッリに左にヌニェスもいます。これだけプリンシパルが揃うとさすがに壮観。

 こちらはヌニェスとボネッリ。
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 最後はメインの春の祭典。マクミランの春の祭典を観るのは二年ぶりですが、どんな振付けだったかほとんど覚えていませんでした。改めて今回舞台を観て、前回は見えなかったものが色々と見えてきたように思います。新鮮な気持ちで観ることのできた舞台でしたが、この舞台の面白さは、何といってもストラヴィンスキーとマクミランという、全く性格の異なる二人の対決ではないかと思いました。もともとマクミランという人は、音楽に対してとことん誠実に向き合って振付けをする人ですが、この春の祭典でもマクミランはストラヴィンスキーの挑戦的な音楽に触発されて、バレエの伝統に背を向けたような動きを次々と繰り出します。最初はその動きの新鮮で風変わりな面白さに魅了されるのですが、しかしそれはどこか、運動と音楽の表面的な調和でしかないような落ち着きの悪さ、あるいは、異質なものの取り合わせがもたらすぎこちない距離感を感じさせます。その理由は、やはりストラヴィンスキーとマクミランの個性の違いであって、踊りと音楽の一見愉快な協調の奥底に、ストラヴィンスキーのプリミティブで残酷なまでに破壊的な狂気と、マクミランのノーブルで洗練された狂気が烈しく対立します。この両者の差は埋め難いほどに大きいのですが、しかし一方で、根源的な部分にある狂気の存在は二人に共通しています。この狂気が鍵となって、舞台が進むにつれて二人の性格の差は次第に問題ではなくなり、いつしか両者の持つ狂気がだんだんと力強く共鳴し始めます。やがてその狂気は舞台を圧倒的に支配し始めて、揺るぎのない絶対的な力強さを打ち立てるに至ります。この両者の対立が次第に共振に変化していく過程はまた、その舞台を観る私たちがその内容に深く惹き込まれていく過程でもあります。二人の偉大な芸術家が力の限りを尽くした舞台に、私は心に深くくさびを打ち込まれたような気がしました。この春の祭典という音楽はやはり記念碑的な偉大な作品であり、これが創作された後の時代に生まれて本当に幸せだったと私は強く思います。

 この舞台で生贄の乙女を演じたのはArtist(ロイヤルバレエ団では一番下のランク)のクラウディア・ディーンという人で、大抜擢なのでしょうか。私も全く注意を向けたことのないダンサーですが、最後は息切れしていたのか、あるいは役を作り切れていなかったのか、中途半端な印象を残してしまったのが残念でした。今後に期待です。
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by londonphoto | 2013-11-21 09:38 | バレエ | Comments(2)

アリーナ・コジョカル & ヨハン・コボー ロイヤルバレエでの最後のマイヤーリンク

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 先の記事にも書いたとおり、数日前にコジョカルとコボーのロイヤルバレエ退団が突然発表されました。彼らのロイヤルバレエ団プリンシパルとしての最終公演は、発表の二日後の昨日。演目はマクミランのマイヤーリンクです。もともとこの公演のチケットは買っていなかったので、彼らの退団のニュースを見て慌ててロイヤルオペラハウスのサイトでチケットをチェック。そのときは売切でしたが、その後は仕事を放り出してひたすらサイトのチェックを繰り返し、執念でチケットを手に入れて観に行きました。
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 舞台は、何よりもコボーの演技力が強烈でした。最初から精神的に危ういバランスにいるルドルフを巧みに演じていましたが、特に第3幕の狩猟の場で誤って人を撃ってしまったあと、自室で薬を打っているシーンからの彼は、完全に現実世界とのつながりを失ったルドルフの狂気を、観ているこちらの背筋が冷たくなるほど明瞭に描き出していました。最初の二つの幕は体力を考慮しての非常に慎重なペース配分が目立ちましたが、最後は圧巻。コジョカルとのパドドゥもやはり見事で、息が合っているなどというレベルではなく、お互いの呼吸や小さな動きまで完全に理解し合っていることが、動きの端々から見て取れました。

 私が「バレエはここまで人の心理を表現できるのか」と驚愕し、その後バレエにはまっていくきっかけになったのがコジョカルとコボーの踊るロメオとジュリエットでした。その後、どんな演目でも彼ら二人の出る公演は、都合のつく限り一枚はチケットを買うようにしていたので、幸いなことに色々な舞台を見ることができました。ロメオとジュリエットの他では、白鳥の湖とマノンあたりが特に印象に残っています。彼らがいなくなると、やはり寂しくなります。

 この日(6月5日)はちょうどコボーの誕生日でもあり、カーテンコールの際にピアニストがピットで「ハッピーバースデー」を弾き始め、観客全員で合唱する一幕もありました。下の写真は、その歌を指揮するコボーです。
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 その後も会場全体が二人の退団を惜しんで、カーテンコールが何度も繰り返されました。
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by londonphoto | 2013-06-06 15:54 | バレエ | Comments(4)

マイヤーリンクの衝撃

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 ロイヤルバレエのマイヤーリンクです。この演目は今まで観たことがなかったのですが、初めて観た舞台はまさに衝撃でした。オーストリア・ハプスブルク家の皇太子ルドルフが、マリー・ヴェッツェラと情死した事件をもとにした物語で、登場人物が多く、人間関係が入り組んでいる上に、不倫、暴力、セックス、ドラッグ、果ては殺人から自殺に至るまで、人間の暗い側面をどこまでも描き尽くしたような舞台。息をするのも苦しいほどの狂気が全編に満ちています。振付けはマクミランですが、彼らしいアクロバティックな動きも強烈な印象を残します。一度観て、あまりの衝撃に即座にチケットを買い足し、今日は同じキャストの舞台を再び観てきましたが、やはり圧巻。特に主人公の皇太子ルドルフを踊った、ファースト・ソロイストのベネット・ガートサイドの熱演が素晴らしかったです。
 ガートサイドは普段は寡黙で地味な印象のダンサーで、いままで全く注目したことがなかったのですが、これほど凄まじい情熱と狂気を内に秘めた人だとは知りませんでした。相手の女性は二人。一人は正妻のステファニーを踊ったエンマ・マグワイア、もう一人はマリー・ヴェッツェラ役のマーラ・ガレアッツィ。ガレアッツィは長く休んでいたので久々に観ましたが、イタリア人の血なのか、踊りが歌うようによく流れます。それでいて、マリーの幼い純真から狂気への移り変わりも自然に巧みに描き上げ、見事でした。マグワイアのステファニーも、彼女の影のある美貌が素晴らしく活きて、ルドルフに対する愛憎と恐怖をよく表現していたと思います。ラリッシュ夫人役の小林ひかるさんも好演で、充実した素晴らしい舞台でした。
 この作品と舞台について語りたいことは山ほどあるのですが、書き出すときりがないので、写真を並べます。

 中央がルドルフ役のガートサイド。まだ余韻が抜け切っていません。その左がマリー役のガレアッツィ、右がラリッシュ夫人の小林ひかるさんです。
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 こちらはマグワイア。他のキャストでこの演目を観たことがないのですが、この役によくはまっていたと思います。
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 私にとっては、これはマノンと並んで間違いなくはまる演目です。これからも何度も観ることになると思います。

 
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by londonphoto | 2013-05-01 08:20 | バレエ | Comments(6)