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ナミビア周遊(6) 廃墟へ行こう!

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 ナミブ砂漠を後にすると、再び長い道のりを走ります。この日の目的地はナミブ砂漠から350kmほど南に走ったところにあるアウス(Aus)という街。普通に走れば五時間弱の道のりを、この日もゆっくり風景を楽しみつつ時間をかけて走ります。
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 到着したアウスの街は、小さいとは言えきちんとした街なので、キャンプ場ではなくホテルに宿泊。キャンプはとても楽しいのですが、こうしてときどきホテルに泊まるのもまた格別の喜びがありました。

 一夜明けて、アウスからまっすぐ西へ向かいます。見事に真っすぐな道。
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 行き先はコルマンスコップ(Kolmanskop)という街、より正確に言えば、街だった場所です。街の入り口にはゲートがあり、ここで入場料を払って中に入ります。そこにあるのは、砂漠に埋もれつつある廃墟。
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 この周辺では20世紀初頭にダイヤモンドが発見され、鉱山で働く人々がここコルマンスコップに街を作って居住していました。最盛期には千人を超す人がここで暮らし、学校、病院、独身寮なども整備されたということです。しかしやがてダイヤモンドの採掘量が減り、別の場所により有望なダイヤモンド鉱山が見つかると、ここコルマンスコップの人口は減り始めます。やがて、1950年代には街は完全に放棄されました。
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 そうして完全に廃墟となった今日、何とも皮肉なことに、廃墟となったがゆえに、毎日多くの観光客を集めることになりました。この街の真ん中にある駐車場は、このとおり。
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 かつてのタウンホール(劇場やボーリング場があった建物)は、今では土産物屋とカフェレストランが入り、観光客で賑わっています。毎日二回(週末は一回)ガイドによるツアーも催され、このガイドツアーの料金は入場料に含まれているため、ここに来た人は誰でも参加することができます。もちろん私も参加しました。

 ガイドは主にこの街の歴史を交えながら、主要な建物の一つ一つについて説明をしてくれます。私が特に興味を持ったのが、製氷所。ここでは日々氷が作られて、各戸に毎日氷の塊を一つずつ支給したそうです。その氷は冷蔵庫を冷やすために使われ、砂漠の中央にあるこの街のこと、氷が融けるとその水は回収して再び製氷所に戻っていったということです。以下が製氷所の様子です。
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 写真にも見えるたくさんの四角い筒に真水を入れて、その筒を塩水を張った大きな水槽に入れ、その塩水をアンモニアの気化熱で冷却すると筒の中の真水が凍ります。
 私が感心したのは、この製氷所の建物の隣の部屋には肉屋の貯蔵室があり、製氷所の冷気を貯蔵室に通して肉を保存していたところ。限りある資源(冷気も立派な資源です)を、最大限に活用しています。

 ちなみに、上述の氷のほか、一定量の飲料水も無料でここの住民(全員がダイヤモンド採掘会社の従業員とその家族です)に支給されたということです。その飲料水、南アフリカから輸入されたもので、自分で購入しようとするとシャンパンの半分の値段だったとか。だったら水じゃなくてシャンパン飲みますよね、とはガイドのコメント。


 こちらはかつて病院だった建物です。
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 個人的な感想ですが、街自体は確かに普通に廃墟として面白いのですが、廃墟というディスプレイに適した状態にうまく保存されている印象で、うまく人工的に管理されているなという感じでした。むしろ、こういう砂漠のまっただ中の何もない場所に、街という一つのシステムを作り上げた人間の工夫の方に、私は感心しました。


 この廃墟の街を見て回ったあとは、近くにあるリューデリッツという街で昼食を摂り、ついでにスーパーで食料の補給も済ませてからアウスに戻ります。その途中、一ヵ所だけ寄り道をしました。
 このあたりには野生の馬が住んでいて、運が良ければ見られるとのこと。馬のために作られた水場が近くにあるというので、行ってみました。道の両側の景色を見ていても馬の姿は見かけなかったので、まったく期待はしていなかったのですが、なんと水場には馬が一頭。
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 この馬はもともとこの地域の固有種だったわけではなく、この地域に駐留していたドイツ軍が放棄した軍馬の子孫だとも言われています。今では完全に砂漠の環境に適応し、五日間は水を飲まなくても生きていられるそうです。
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 いやー、馬が見られてよかった、と思いながらアウスに戻る道を走り始めたのですが、少しも行かないうちに、道端にさらに別の二頭の馬を発見。私に気付くと近寄ってきました。
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 そのうち別の観光客の車もやってきました。馬たちはそちらにも興味津々。野生の馬とはいっても、どうやら人には随分慣れているようです。エサを与える旅行者も多いのかも知れません。
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 馬を見ると再びホテルに戻ります。清潔な部屋でシャワーを浴び、レストランでちゃんとした食事をして、大きなベッドで眠ります。当たり前のようなそんなことを喜びながら、翌日の移動に備えて早い時間に床に就きました。

  
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by londonphoto | 2014-07-16 06:58 | ナミビア