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イギリスの秋
個人的な印象ですが、イギリスの秋というのは、どこか儚いところがあるように思います。日本の秋は実りの秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋等々のイメージが示すとおり、確固とした存在感のある一つの季節としての地位を確立しているのですが、この時期のイギリスは夏がそのまま冬につながっていく過渡期という印象が強いのです。その何物ともつかない個性のない時期にあえて名を与えるとすれば、まあ秋と呼ぶべきだろうかというくらいの消極的な印象がどうしても私には拭えません。このあたりがイギリスに北国を感じる理由の一つでもあるわけですが、いずれにしても私の中でイギリスの秋というのはあまり明確なイメージを伴っていないのです。
この印象の薄さを更に促進しているのが、木々の葉の色の変化の早さ。公園や街路樹の多いロンドンのこと、木の葉があちこちで黄色や赤に変わっていくのを見ることはできるのですが、いい色に染まってきたなと思いながら1~2週間も経つうちに、気が付くともう葉が枯れて散っていきます。特にこの時期は私にとって仕事が忙しい時期でもあるので、出張に行って帰ってきたら葉が落ちていたというのが毎年のこととなっています。
イギリスに来てから毎年これを繰り返していて、そのせいで夏の後にすぐ冬が来てしまう印象が余計に強かったのですが、今年はようやく束の間の秋の気配に触れることができました。秋の陽の差す夕方のハイドパークは、上機嫌のブラームスの音楽の中を歩いているような、心にしっとりとした穏やかさを感じる雰囲気。冬はすぐそこまで来ていて、写真を撮るのも沈んでいく太陽と競争するかのようなところもあるのですが、儚いがゆえに貴重な、心安らぐひとときでした。
by londonphoto
| 2014-10-22 03:19
| ロンドン - 日常